SSブログ

That First Glide [Surf]

TFG1.jpeg


少し前に、この作品の情報を頂いていましたが、
日本盤で DVD がリリースされていたのを
見つけたので、購入して観ました。

Stand Up Paddle ( 以下 SUP ) が、
世界中でこんなにも普及して、楽しむ人が増えていて、
その楽しみ方も千差万別なのを知ることが出来ました。

ほとんど、ハワイイが舞台のドキュメンタリーです。

マウイのジョーズに挑戦していた
レイアード・ハミルトンが、ここまで熱心に
SUP の普及に力を注がなければ、
廃れてしまっていたスポーツだったのかもしれません。

最後には、神様ジェリー・ロペスまで、
このスポーツにはまってしまったのですから、
SUP は魅力がつまったスポーツなのだと思いますし、
この作品を観た方は、きっと SUP に興味を持たれると思います。

TFG2.jpeg

前半のパドルとサーフィンの歴史を、
( この歴史が重要なのではありますが )
もう少しコンパクトに上手くまとめて欲しかった。

また、本作をお店等で何度も流す以外、
普通の人は、1 回観たらインタヴューの部分を飛ばして、
SUP のシーンだけを観たいと思うので、
音楽 DVD によくある、演奏シーンのみ再生という
手法を導入して欲しかったとも思います。

6点
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

Strom Riders ( DVD ) [Surf]

img947.jpg

Old Surf Movie を蒐集していますが、
本作もやっと見つけて無事に入手出来ました。
古い作品は、我が青春時代の思い入れがあるし、
現在の Surf Movie と違い、穏やかさと大らかさ、
温もりを感じることができるから好きなのです。

作品で使われている音楽も記憶に残っているし、
こういう映像には、こういう音楽が合うのだと意識した時代で、
そこにインスパイアーされて、
当時はカセットテープを編集したものです。

さて、内容ですが、冒頭、
Doors の Rider on the Storm が流れ、
オーストラリアの波から旅は始まり、
当然、オージーの、マーク・リチャード、
サイモン・アンダーソン、
ラビット・バーヒロミューなどが登場します。

img948.jpg

その後は、バリ ( ウルワツ )の波、
南アフリカの波 ( ショーン・トムソンが登場 )、
ニアスの波 ( ここでは、添田氏など日本のサーファーも登場 )、
ハワイイの波から、ジェリー・ロペスのグランジガンへの旅。
最後は、イルカとのコミュニケーション
( ここで、Little River Band の Cool Change が流れます )

少し前に本ブログで、
本作のサントラ LP を紹介しましたが、
サントラには収録されていない
Men At Work の Down Under が 2 回流れました。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

The Ultimate Wave Tahiti 3D [Surf]

img242.jpg

3D を再生出来るデッキもテレビもないし、
3D 嫌いなのに 3D Blu-ray を購入しました。
と言っても Blu-ray が欲しいと思ったら、
この盤をチョイスするしかないわけですが。

Imax Theatre 用の映像で、普通のサーフムービーとは異なり、
Tahiti がどのように出来たのか、海の生物、波の起る原理等の説明も織り交ぜながら、
メインは Kelly Slater がメイクする Ultimate Wave の数々。

img243.jpg

3D 用に撮影した画像を 2D で観るとこれがまたおもしろいのです。
これまでのサーフムービーと違うアングルで撮影されていたのが楽しめたし、
この箇所は 3D で観ていると飛び出すのだろうなと想像しながら観る事も楽しい。

そして、Blu-ray の映像の美しさが伝える
Tahiti の自然の色の美しさに惚れ惚れとしてしまいます。

ナレーションを消して、自分の好きな音楽をかけて映像を眺めているだけで、
幸せな気分が味わえること請け合いです。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

Idiosyncrasies / Patrick Trefz [Surf]


今夜は、夕食を食べに寄ったお店で、
それはそれは美味しい仙台の牛タン
を出してくれたので、とてもご満悦なのです。
やっぱり、美味しい食べ物は人を幸せにしてくれます。

img060.jpg

サーフィン、文化、自然を中心に、
そのアート性の豊かさに高評価を受けた THREAD
を制作した写真家 PATRICK TREFZ の最新作。

Idiosyncrasiesは「独自の表現方法」と訳せばよいでしょうか。
このタイトルからも想像できるようなアート性を持つ作品でした。
最近のサーフムービーのような綺麗なカラーで作品を現そうとはせず、
モノクロ、くすんだカラーを特徴的に使い、
色々なサーファーのライフスタイルを
淡々と綴っていくスタイルをとっています。

img061.jpg

この作品は、観客にとって、それぞれが歩んでいる
ライフスタイルによって異なった印象を受ける作品だと思います。
大人的な作品で、ちゃらついたところは一切なし。
じっくりと物語を噛み締めて観ていただきたい作品です。


番外編
Furthur Winter11.jpg
Furthur の 2 月公演のポスターです。
好きなデザインだな、このポスターも欲しいな。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

Castles In The Sky [Surf]

img947.jpg

今年はあまりサーフムービーがリリースされていませんが、
本作は、Melani 同様に素敵で質の高い作品でした。

本作も色々な国に旅をして、そこで出会う人、文化、自然を捉えた作品であり、
そうした秘境へのサーフトラベルの美しさや楽しさを描く一方で、
そこに到着するまでの旅のトラブル等も映像に収められています。

途中の自動車事故で頭を切る怪我をしたり、空港でカメラが出て来ないで、
やっとの思いで街でカメラを借りたら、レンズが割れているとか、
色々なアクシデントがあるのでした。

img954.jpg

サーフシーンは極寒のアイスランドでは雪道を抜け、
今にも海まで凍りそうな寒さの中でのサーフ、
アフリカでのフリーサーフ、ベトナムでは木のかごでサーフィンしたり、
ペルーではロングバレル ( 波はさほど大きくないですが、
ほどよい大きさのチューブを何本も抜けます)を堪能し、
インドではビアをくぐり抜けてのロングバレルをメイクしたりしています。

img953.jpg

映像もとても美しく、サーフシーンと、地元の自然や人の表情の
織り交ぜ方のバランスもよいし、サンウドトラックも落ち着いた曲が多く、
今回の風景にとてもマッチしています( Melani のサントラには敵いませんが )。

img948.jpg

サーフトリップ映像の素敵なことは、自分が行ったことがない国の
素晴らしい風景や、海の美しさなどを堪能させてくれること。
いつかはこの国に旅をしてみたいなと思わせてくれることだと思います。
私はサーフムービーを観ると、いつだって旅に出かけたくなってしまいます。






nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

Melali / The Drifter Sessions [Surf]

img803.jpg

この作品は、Rob Machado がインドネシアを旅して製作した
The Drifter で使用されたかった膨大なフィルムを使用して製作された作品です。

The Drifter のプレミアショーで、特典映像に合せて即興演奏を
披露したところからアイディアが浮かび、その手法を利用して
映像に合せて音楽をプレイする形をとり製作された作品です。
だから、これまでのサーフムービーとは一線を画していると思う。
これまでも、サーフムービーと音楽は切っても切れない関係でしたが、
映像にあった曲を探してきて使用するのもよいけど、
その映像のために新たな音楽を作るという行為の方が
よりベターだと理解出来ると思います。
この映像のために作られた曲はどれも映像にマッチしており、
映像を観ていると、とても心地よい気分になります。
曲の仕上がりも本当に素晴らしいと思います。

img804.jpg


チャピター 2 の夕陽と海のエメラルドブルーの色の美しさは、
これまで私が観てきたどのサーフシーンよりも美しい映像でした。
このシーンが 2 分と短いのが、少し残念ですが、
あまりにも美し過ぎる自然の放つ色に目は釘付けとなることでしょう。
(ジャケットの海の色に夕陽の光が入り交じることを想像してもらえればと思います)

Phish のようなバンドにも映像に合せた即興演奏ライブに挑戦してもらいたいな。
ステージのスクリーンに海、山、川、火山、宇宙などの映像を流し、
それを観ながら延々と即興音楽をしてもらう。
ある程度映像をインプットしておいてもらえば、
きっと素敵な演奏会になると思うのですが、この企画はどうですかね。
Jam Band にまた新たな可能性が広がっていくような気がします。

ちなみに、Melali とはインドネシア語で「しびれる」という意味だそうです。
そして、この作品は DVD + サントラ CD となっています。
目を瞑って CD の音だけを聴きくと、自分が想像する新しいシーンを
思い浮かべられるという特典映像も付いています(笑)。
それだけ素晴らしい音楽も作ってくれたということなのです。
Rob Machado は、音楽を演奏している時も、
「サーフィンをしている時のような高揚感を味わえる」と語っていました。
ぜひ、この作品を観て、美しい映像と心地よい音楽を満喫して、
体も心もリフレッシュしてみてください。


番外編
先日、お伝えした
Fourmile Canyon Revival Benefit のチケットは、
なんと SOLD OUT となりました。
チーズ Fanも、Phish Phan も何かを期待しているのでしょうね。
私もどんなライブになるのか楽しみです。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

High Water [Surf]

img523.jpg

デイナ・ブラウンの最新作は、
ハワイイで毎年開催される3つのサーフィンコンテスト、
トリプルクラウンと呼ばれている大会を撮影したもの。
これまで、3つの大会をひとつの作品にまとめた映像はなかったと思います。
(ブラウン家は、3 代に渡ってトリプルクラウンを撮影してきたようですが)
リーサル・ウェポンを撮影したスティーブが撮影監督を務めています。
音楽はテッド・レノン、ジェイクなどの曲が流れ、
全体的にバランスがとれており、映像にマッチしていました。

img524.jpg

毎年、サーフィンの聖地ノースショアで開催される
この3つの大会は、命をかけた壮絶な戦いであり、
ハワイイのロコの人達にとっては、
自分達の威信をかけた大会でもある。
ハレイワで優勝したカウアイ島出身のバンチョしかり、
最終戦のパイプラインマスターズの決勝戦に予選会から勝ち上がり、
あのケリースレイターを下し 4 位になったカラニ・チャップマン、
13 歳史上最年少で大会に出場した才能あるジョンには
ただただ驚かされるばかりです。
そこには間違いなくハワイアンスピリットが存在します。

img534.jpg

また、本作は女性サーファーにもスポットをあて、
その戦いを紹介してくれています。
カウアイ島沖でシャークアタックを受けて片腕を失いながらも、
サーフィンを諦めなかったロコサーファーである
ペサニーの元気な姿を観ることもできます。
(ソウル・サーファーが映画化されたそうです。
いつ公開されるのかな、未確認です)

まだ、私はトリプルクラウンをこの目で観戦したことはないけど、
一生のうちで 1 度は、ライブ観戦をしたいと思っています。
12月、1ヶ月間、ノースショアに居られたら最高だろうな、
リタイアしてからの楽しみにしておきます。


番外編
アコースティックツアーの前座にバトー・ヤンシュを
指名したニール・ヤングの新作のプロジューサーが
なんとなんとダニエル・ラノアだという話があります。
本当なら、1日も早く聴きたいアルバムです。
(ラノアがプロジュースしたエミリーのアルバムで
ニール・ヤングが2曲参加していた経過があるからかな)


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

Modern Collective [Surf]

img284.jpg

サーフィンの世界で今考えられる最先端、最高峰の
テクニックを追求した作品が「モダンコレクティブ」です。
新鋭ディレクター、カイ・ネビィルの作品です。

これまでのサーフムービーとは趣向が違うので、
これまでのサーフムービーに慣れている方は少しとまどう作品かもしれません。
映像処理や海の色の見せ方、音楽の使い方は、新進気鋭な趣があって、
好感を持てますが、私的には、こと音楽面では馴染めるとビートと、
馴染めないものが混在していて、辛い場面もありましたが、
若い人はこのビートを Cool と思うでしょう。
(私的には、音楽をもう少し何とかして欲しかったと思います。
早く、Phish の First Tube、Last Tube、Velvet Sea、
SCI の Roll Over などを使用してくれるサーフムービー
が作られることを切に願っています)

img285.jpg

デェーン・レイノルズを始めジョディ・スミス、
ダスティ・ペイン、ディオン・エジアス等、
6人のサーファーたちが現代のサーフィンの
世界をこれでもかと演出します。

パーフェクトなポイントブレイクを無視して
分厚いオンショアの波でトラック&エアーを見事に決めるのです。
このハイパフォーマンスな芸術とも呼べるサーフィンスタイルは
未来に向かった新たなるスタイルの確立を目指す道標となることでしょう。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

The Present / Report [Surf]

昨夜、The Present を鑑賞しました。
やはり予想通り、素敵な作品でした。

img095.jpg
西アフリカの秘境ポンイト。


監督のトーマス・キャンベルは、
地球という素晴らしい惑星にこの瞬間存在していることを
感謝するきっかけにして欲しいとこの作品を 5 年間かけて制作しました。

斬新なアングルでの Tube シーンや、
70 年代を思わせるユーモアを取り入れたシーン、
音楽と映像との融合、この監督は細かいディティールに
こだわっていることがよくわかりました。

img094.jpg
↑こんなユーモアな大会が作品の中で開催されています。

スマトラ島の美しさ、
西アフリカのミュージシャンとの Sessionと素晴らしき波。

ホノルル生まれのボディーボード界のパイオニア、
マイク・スチュワートのプロフェッショナルな
水中撮影にも何度も目を奪われました。

今年最後に観たサーフムービーがこの作品でよかった。
心を解放してもらうと同時に地球という惑星に、
現在、健康で生きていられることを実感させてもらいました。
ぜひ、皆さんもこの作品をご覧下さい。


番外編 1
Young @Heart が来年の 3 月に初来日しますね。
このブログで取り上げると、すぐに来日が決まる
アーティストが多いのは偶然でしょうか。
またまたシンクロ度がアップしたような気分です(笑)。

番外編 2
ファープ率いるバイキングがプレーオフ進出を決定しました。
しかし、今年はセインツが強過ぎるし、カトリーナのダメージから
街の人達と一緒に復興に励んだセインツも応援してあげたい心境です。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

The Present [Surf]


本日、The Present の DVD が到着しました。
監督は、スプラウトのトーマス・キャンベルです。

img088.jpg

スプラウトの映像の色彩が好きだった私は、
この作品も迷わずプレオーダーです。
本当に買いたい作品の日本盤はアマゾンのプレオーダー。
25% Off ですからね、これはいつも凄いサービスだと思います。
さて、作品の内容は、まだ観てないので、後日感想を述べたいと思います。

img089.jpg
↑ よい感じの写真を使ったブックレットになっています。

今年も、たくさんサーフムービーを購入しましたが、
サーフムービーは新しい音楽との出会いも
演出してくれるので幸せな気分になります。

今作も、Tommy Guerrero、Ray Barbee などを起用しているので、
その音楽が映像とどうマッチしているのかが楽しみです。
このシーンにはこの曲を使いたいなーとか思い浮かべながら
作品を観ると、また何倍も作品を楽しめます。

img090.jpg
↑ 日本版劇場パンフレットの縮小版

きっと、そのうち Phish の First Tube、Last Tube などを
作品に使用する監督が登場してくれるでしょう。
スリルのある波のシーンに First Tube 、
サンセットのシーンには Wading In The Velvet Sea なんて
ぴったりくると思います。

img091.jpg
↑ ポストカード

いつか、自分で映像を撮って、好きな曲を使った
作品を作れたら最高だな、なんて夢をもってたりします。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽