True Believer

True Believer
Writer: Jack Carr
Release: 早川書房
Price: 2,932円(上下巻)
★ 6.5

1 作目を読んで、
アマプラでドラマも観たのに、
本書を少し読み進めるまで、
結末を思い出せなかった。

本シリーズはすでに 6 冊 Release されており、
今年は 7 作目が出版されるようだ。
この先、翻訳本がどこまで発売されるのわからないけど、
本作は、完全決着していないので、次回作は読まないとな。

また、著者は実際 Seal にいたようで、
本作も発売される前に、軍の検閲が必要で、
消された箇所は、そのまま黒塗りになっている。

音楽は、Sturgill Simpson の話題があり私はにんまり。
著者が好きな音楽なのだろう。
上巻の流れは正直かったるいし、
なくても全然通用するし、
逆に下巻のブロットは、
たくさんの出来事があるのに、
それぞれに物取りなさ感じを受けた。

Take Me to the River

Take Me to the River
Director: Martin Shore

Writers: Rick Clark, Jerry Harrison, Martin Shore

Stars: Terrence Howard, James Alexander, Al Bell
Source: amazon prime
Runtime: 1h35min
★ 8.0

2014 年のドキュメンタリー作品。



この作品に出会う 1 週間前に、
North Mississippi Allstars
の CD を HD に取り込む作業して、
久しぶりに聴く彼らの曲が、
やはり良い演奏していると思っていたら
この作品のメインの作り手として携わっていて、
特に弟の Cody が活躍していた。



音楽好きなら、本作で取り上げられている曲の
半分ぐらいは、どこかで聴いた曲だと思う。
当時活躍していた Musician が
若手の Musician に音楽の素晴らしさを
伝授していく姿をぜひ、
音楽を愛する方には観てもらい作品です。

String Cheese Incident / Friday Night Chesse

String Cheese Incident
Title: Friday Night Chesse
Date: 2024/02/23
Venue: Shibuya Ax, Tokyo, JP
Runtime: 2h35min

コロナ禍では毎日、
曜日ごとにいろいろな Artist が
毎週、Archive 映像を Up してくれていたが、
今や、不定期ながら、
この企画を継続してくれているのは SCI のみ。



先週末に放映されたのは、
SCI の初単独公演 ( 2002年 Fuji Rock で
初来日2 日間、FOH で Show を行った) の Show で、
しかも自分が会場に行った日でした。
これほど嬉しいことはないのです。
自分が足を運んだ日の音源や映像は、
生涯の思い出になります。

Rockfield: The Studio on the Farm

Rockfield: The Studio on the Farm
Director: Hannah Berryman

Stars: Kingsley Ward, Charles Ward, Ann Ward
Source: amazon prime
Runtime: 1h30min
★ 5.7

2020 年のドキュメンタリー作品。
1970 年代から 2000 年代にかけて、
ブリティッシュロックの誕生に大きく貢献した、
イギリスのウェールズにある伝説の音楽スタジオ
Rockfield の歴史を辿るドキュメンタリー。



農場を史上最も成功した音楽スタジオに変えた兄弟の物語で、
このスタジオで最初に録音をしたのがまだ無名だった
Black Sabbath だった。その他、Aceの How Long、
Queen の Bohemian Rhapsody
(あの映画でのシーンも農場だった)、
Robert Plant の Big Log などが録音された。



ここの最大の魅了は、長期に渡り滞在でき、
スペースが広大で色々と実験的な音を録音でき、
多少は警察に目を付けられたものの、
ミュージシャン達は、ここでの生活を楽しんでいたようだ。
私は、UK 音楽があまり得意ではないので、
最近のミュージシャンの話は退屈となったけど、
勉強のため、最後まで鑑賞した。

Dave Matthews New Single

Dave Matthews が
"Ordinary Angels" という映画作品に
提供した "Pretty Bird"という曲が
サブスクで聴けます。



曲は 3 分に満たないものですが、
この曲を聴いて映画(実話のようです)
を観てみたいと思うけど、
日本公開されるのかな。

Tedeschi Trucks Band Plays Bruce' Songs

Tedeschi Trucks Band が
彼らの New Jersey の Show で
Bruce に敬意を表したのか、
彼の曲を 2 曲 Cover しました。
その 2 曲は、"Nebraska" から
"Atlantic City" と "State Trooper"でした。



"Nebraska" の曲は、
シンプルに Acoustic の曲なので、
アレンジしやすいし、曲の内容も良いので、
多くの Artist が Cover している。
The Band が "Jericho"という Album に収録した
"Atlantic City" の Cover は素敵な演奏になっています。



それでも、1番多く Cover されているのは
"Born In The USA" に収録されている
"I'm On Fire" なのかなと思いますが、
流石に TTB が Cover するには、
この曲は短すぎるでしょう。
今だに、"I'm On Fire" が多く Cover されている理由が、
自分の中では見つけられていません。

良い音で、TTB が演奏した
この 2 曲を聴きたいなと思っています。


番外編
ちなみに、Support Band が
Little Feat というのも贅沢な話です。

Rollerball

Rollerball
Director: Norman Jewison
Writer: William Harrison

Stars: James Caan, John Houseman, Maud Adams
Source: prime video
Runtime: 2h10min
★ 5.8

サブスクで観れたので 48 年ぶりに鑑賞。
70 mm 7 巻 3542 m 2 時 10 分という、
75 年作品として、長い上映時間で、
当時で 45 億円の制作費を投じています。



2018 年の近未来を描いた戦争代行未来ゲーム、
当時流行していた Rollergame を
より過激にしたゲームとして描いている。
作品中、3 試合が描かれているが、
その試合は、徐々に過激さを増していく。
試合内容やルールなどはほぼ語られていないし、
全編を通して問われているある理由も・・・・
内容としてはとてもお粗末です。

しかし、近未来として描かれている建物や内装、
置物などはとてもおしゃれで斬新的なデザインです。
本作を観れば皆さんもきっとあの映画を
連想されることだろう思います。
Roller Game が大好きで、
この作品を劇場で観たわけですが、
物語もかなりぶっ飛んでいるので、
多分、上映時間はとても長く感じたことだろうと想像します。
それでもラストシーンは記憶のままでした。
当時の映画は心に残っているなと思うのでした。

Bruce Springsteen / Soundtracks

Bruce Springsteen
Title: Soundtracks
Produced: Rosebud
Runtime: 42min



Bruce が曲を提供した映画音楽、
これもまとめて聴きたいと思い制作した。
グラミー賞もアカデミー賞も受賞した曲を
持つアーティストは、それほど多くないはず。
考えてみるとこれは、
モリコーネの映画音楽から学んだことを
楽曲に活かしていたのかもしれない。

Stop Making Sense

Stop Making Sense
Director: Jonathan Demme

Writers: Jonathan Demme, Talking Heads

Stars: David Byrne, Bernie Worrell, Alex Weir
Source: DVD
Runtime: 1h29min

私の嫌いな会社 A24 が 4 Kレストアして劇場公開。
私の通う劇場は、IMAXでは 4K 上映しないし、
IMAX で 2 千円払っても、
所詮 Live Show ではないので、
久しぶりに、自宅の音響で DVD を楽しんだ。
これで十分だ。
照明が優れている Show ではないし、
( IMAX では黒色が良いんだろうなとは想像します)
体操しているみたいに駆け回る姿は、
昔から、うーんと首を傾げてしまいます。



2 千円払うなら、彼らの音楽を
何か 1 枚 CD で購入する方が良い。
それでも劇場は盛況のようなので何よりです。
84 年の公開だったので、もう 40 年経ちますか。
これを当時行った David Byrne の感覚は素晴らしい。
ちょうど 20 年前の Bonnaroo で観た
彼のソロステージは良かった。
また、Demme は、Bruce の Video Clip もよく撮影したな。



ちなみに、彼らの曲は、Jam Bandでも人気で、
Burning Down The House, This Must Be The Place は、SCI のお箱、
Crosseyed And Painless, Cities, Once In a Lifetime は、Phish のお箱
となっています。

Dave Matthews & Tim Reynolds With Trey Anastasio

Dave Matthews & Tim Reynolds With Trey Anastasio
Date: 2024/02/18
Venue: Moon Palace, Cancun, Mexico

今年の Cancun は、 Dave と Trey が、
Moon Palace で各週末に Show を行う。



2022 年も、同じような状況でお互いが
それぞれの Show に飛び入りした。
そして 2 月 24 日の Phish の Stage には
Dave が参加して So Damn Lucky, The Maker
Tweezer Reprise を演奏してくれた。



これは Official 音源で入手できたけど、
Dave はこれまで、この Riviera Maya 音源を
Official でリリースしたことがないため、
( Officialでリリースするなら、私が行った
2018 年を最初に Release して欲しいとずっと思っています。
今回の音源は、Taper さんの音源しかないと思います。

ちなみに今年演奏した 3 曲は、
2004年 の Bonnaroo の
Dave & Friends で演奏しており、
この音源は Official でリリースされています。



生で 3 曲とも聴いたことがあるのは
ちょっと自慢で、自慢ついでに
2006 年にも Vegoose で生を聴いています。
(我が友に感謝です)。


番外編