Mark Richards [Surf]
Morning Of The Earth [Surf]
Morning Of The Earth
Director: Albert Falzon
Stares: Michael Peterson, Terry Fitzgerald
Runtime: 75mins
2DVD
★★★★★★★☆☆☆
これまで、この Surf Movie は、
サントラ盤は持っていたものの、
DVD は購入していなかったにことに気付き購入しました。
Surf Movie として、作品のために映像に合わせた音楽を
Band に演奏させた作品の先駆けとなった本作には興味がありました。
Surf Movie と 音楽が
切っても切れない関係になっていくことを
確立した作品であるとも思います。
また、本作には、
フランス・サーフィンフィルムで最優秀ドキュメンタリー
受賞作品の" Life & Films Of Albert Falzon も付いており、
ジョージ・グリノーのクリスタル・ヴォイジャーとの繋がり、
当日の背景や監督の人となりがよく分かり楽しめました。
↑ サントラジャケット
Surf Movie と音楽ということで言えば、
著作権問題で DVD 化されていない
"Free Ride" のリリースを切に願っています。
View From Blue Moon [Surf]
View From Blue Moon
Film By: John Florence and Blake Vincent Kueny
Source: DVD & Blue-rey
Runtime: 60mins+Bonus
★★★★★☆☆☆☆☆
本作は、今や CT のチャンピオンとなった
John John Florence が制作した 2015 年の作品です。
Jack Johnson がこの作品のために
1 曲書き下ろしていることを最近知り購入してみました。
フィルムスタジオとして定評のある
Brain Farm の全面的なバックアップを受けて
本作をリリースしているようですが、
正直、内容はつまらないです。
色々な場所に波を求めて仲間とサーフトリップしますが、
1 箇所の映像が少なく、そのビーチの良さを伝えきれず、
何か、物足りない感じを残します。
車の免許よりもセスナの免許ほ先に取った
Florence らしく、空からの映像は、
評価できる点もありますが、
その他は、今ひとつだと思います。
それと、DVD と Blue-ray の組み合わせって、
いつもいらないと思います、
それよりもう少し廉価にして消費者のことを考えて頂きたい。
映像の一部と、Jackの作った曲は、
YouTube で観ることができます。
Proximity [Surf]
Proximity
Film: Taylor Steele
★★★★★☆☆☆☆☆
本作は、サーファー達の顔触れが豪華で、
ケリー・スレーター、ジョン・ジョン・フローレンス、
シェーン・ドリアン、アルビー・レイヤー、
ロブ・マチャド、クレイグ・アンダーソン、
ステファニー・ギルモア、デイブ・ラストビッチなど。
若手とベテランの組み合わせ、
どちらも第一線で活躍するサーファー
というキャスティングで、旅する場所も特異なところばかり。
過酷な条件下で、新旧サーファーのさまざまな会話をテーマとしています。
"時間はお金で買える。
でもお金で時間(今、経験、記憶)は買えない"
"人生を目一杯楽しむには、
良い波をいくつか見逃しても気にしないことだ。
今、この瞬間を生きること"
新しいスタイルのサーフムービーだと思うけど、
私的には、今ひとつピンとこないし、
映像も、私の美的感覚からあまり美しいとは思わなかった。
Fish: Surfboard Documentary [Surf]
South To Sian [Surf]
South To Sian
Film: Dustin Humphrey
Produce: Anthony Dodds
Photography: Andre Cricket
Surfrides: Harrison Roach,Matt Cuddihy
★★★★★★★★☆☆
定期的に観たくなる Surf Movie。
久しぶりに購入したのがこの作品です。
サーフィンとバイクをこよなく愛する 2 人が、
たくさんのボード、2 台のバイク、テントを
1970 年代のランドローバーに積み込んで、
バリ島の南部から冒険を求めて旅をする Australia 映画。
映像も、風景も、音楽も良かった。
単なるサーフィンドキュメンタリーという印象はなく、
観終わると、自分も旅に出たいと思わせてくれる作品でした。
FREE JAZZ VEIN [Surf]
FREE JAZZ VEIN
Super 16mm Motion Pictures
Cast: Alex Knost, Tyler Warren, Kassia Meador,
Dane Peterson, Ellis Ericson
Runtime: 50mins
Source: DVD
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
雑誌を立ち読みしていたら、
本作の評判が良いので、
久しぶりに Surf Movie を購入。
しかし、全くつまりなかった。
私の琴線に触れる映像、
音楽ではありませんでした。
Super 16mm で撮影した
昔の色合いというのは、
決して嫌いではないのですが、
どうにも、受け入れられなかった。
これは、感覚の問題なので、
私はこの印象だというだけですので悪しからずです。
パッケージも手抜きという印象。
連休にでも、自分の好きな音楽で
編集してみようと思っています。
Old Surf Movie [Surf]
昔、街で 1 回しか開催されない、
Surf Movie を観に行くのが大好きでした。
これらの作品を DVD で見つける度に購入し、
気付けば、我が家にもかなりの作品が揃いました。
( ぜひ、欲しいのが New Going Surfin という
作品なのですが、多分、現在はDVD化されていないのでは )
無論、当時はまだまだ未開発だった世界の波が紹介され、
その大波やライディング
( マーク・リチャーズの少し内股姿勢で、
鳥のように手を大きく広げて波に乗る姿など ) を観ることが、
これらの作品の主目的なのですが、
Surf Movie のもうひとつの楽しみ方に、
映像と合わせた音楽(サウンド)を
聴くことがあると思います。
映像と音楽がマッチしたシーンを観ていると、
気持ちが高揚すると同時に、和みもします。
そして、意外に多くの作品がオリジナル曲を
使用しているので、知らないアーティストの
演奏にも思いを馳せることができます。
↑ 同名作品のサントラ。このように CD で再発されると嬉しい。
当時、LP がリリースされた作品もありますが、
多くは、中々、入手できないサウンドばかりなので、
ぜひ、これらの音を誰かがリマスターして、
発売してくれないかと思いを馳せるのでした。
番外編
ちょろちょろと発注しているブツが届いています。
50Th Sticker と iPhone Button。
色がグリーンとかだともっと良いと思うのですが、
昔、ミッキー・ハートが同じようなデザインのもの
を着ていた記憶があったので、思わず発注でした。
Groove Move [Surf]
Jack Colemars 制作の Surf Movie。
8mm 撮影というのが気になり購入しました。
私が子どもの頃、祖父が 8mm で撮影した
山の映像などをよく部屋で編集している作業
を見ていたので、8mm カメラの撮影には、
今でも思い入れがあるのでしょう。
こうした作品には、製作者の思い入れが
かなり強く現れ、信念を持って作っていると思います。
だから、素人の私が、とやかく言う資格はありませんが、
本作は、音楽が、私の好みではありませんでした。
これは、嗜好が違うのだから仕方ないところです。
都会的なジャージーな硬いサウンドと、
8mm フィルムの優しい色が、
どうにもしっくりこないし、
タイトルの Groove Move を感じられなかったので、
2 回目は、DVD の音を消して、
自分の好きな音楽を聴きながら観たら、
随分としっくり来ました。
また、8mm にこだわるなら、Surf Movie の文化でもある
Poster (ジャケット) にも、こだわって欲しかった。
Air Brush で描いた絵なんて、どうかなと思わずにいられません。
ということで、私の評価は、
5点
番外編
以前にも紹介したと思いますが、
Surf Movie Poster を
堪能されたい方は、この洋書をお薦めします。
El Mar, Mi Alma [Surf]
南米チリを舞台にした作品です。
独特な海岸の地形に、パワーのありそうな波。
ロコサーファーも少ないようで、
どの海も人の姿が見かけられません。
ナレーションが入るのは、
サーフィンに関することではなく、
地元の漁師達の言葉で、
オートメーション化された漁業や、
工場からの排水により、海が傷ついているという警告。
メローさを強調したかったのかもしれませんが、
私的には、馴染めない映像 ( カラー )でした。
また、チリの海が発している孤高さと、
全編に流れるチリのミュージシャンの曲も相まって、
サーフムービーを観ているのに、
とても暗い気持ちになってしまいました。
音楽も悪いわけではないし、
嫌いなジャンルの音楽でもないし、
映像に合った音楽だと思いますが、
サーフムービー作品を観て、
こんなに暗い気持ちになったのは初めてです。
( マヌエル・ガルシアとジャック・ジョンソンが
共演した曲は、ラストに流れます )
27 分のボーナスシーン だけでは、
軽い気持ちで鑑賞出来ました。
4点