Mic Fleetwood / Celebrate The Music Of Peter Green And The Early Years Of Fleetwood Mac

Mic Fleetwood
Title: Celebrate The Music Of Peter Green
And The Early Years Of Fleetwood Mac
Date: 2020.02.25
Venue: London Palladium
Record Produced: Glyn Johns
Recoding: Ollie Nesssham
Photography: Ross Halfin
Cover Photo: Micheal Putland
Source: 1Blu-ray, 2Disc
Runtime: 147min
★ 7.2

2020 年の 2 月にロンドンで行われた
Peter Green のトレビュート Show。
企画は Fleetwood Mac のドラマー、Mic Fleetwood。



イギリスならではのゲスト。
Pete Townshend、David Gilmour、Bill Wyman、John Mayall
その他、Neal Finn、Billy Gibbons、Steven Tyler など。
それそれが 2 曲ほど演奏しています。
その中でも私は、やはり、Pete と Gilmour かな。
特に、私の Favorite Song、Albatross を
LapSteal で Play している Gilmour です。
(この映像は、YouTubeで観られます)



あとは、まあまあの演奏です。
みなさんご存知のように、
初期の Fleetwood Mac は Blues Band で、
この Show の選曲もそういう選曲になっていますので、
後期の Fleetwood Mac を音を期待しないようご注意を。
ちなみに、Maui でも Show が開催されてみたいです。

サウンド、Dolby Atmos まで対応しているとは凄いし、
1Blu-ray + 2CD、きちんとした Booklet で
2 千円を切るお値段設定は素晴らしい。

Zack Snyder's Justice League

Zack Snyder's Justice League
Director: Zack Snyder
Writers: Jerry Siegel, Joe Shuster
Stars: Henry Cavill, Ben Affleck, Gal Gadot
Price: 509円
Source: Apple TV+
Runtime: 4h02min
★ 8.3

本作は、撮影半ばで劇場版の監督を降板した
Zack Snyder が、その後に、4 時間という
長丁場の作品として完成させたもの。

アメリカでは劇場公開もあるらしいけど、
今のところ日本では劇場公開がなく、
配信サービスで観ました。



Amazon prime の方が安い値段で観られるけど、
私は、折角性能の良い AirPod Max があるので、
ドルビーアトムス対応の Apple TV + でレンタルして観ました。

Zack らしいスローモーションのシーンも多く、
全体の撮影は、膨大な撮影時間になっているのだろう。
兎に角、どこを切り取っても Zack らしい作品である。



劇場版(約2時間)も観たので、
オリジナル映像を思い出しながらの鑑賞。
劇場版はコミカルで軽いタッチで描かれていたけど、
Zack 版は、作品全体が重厚感が何倍にも増して雰囲気で、
ディティールが細かく描かれている。
Fan はみんな、Zack ヴァージョンを気に入ると思います。


↑このシーン、両方の作品で共通に使われてました。

ラストに流れる Hallelujah (Alison Crowe)が、
これまた、素晴らしいヴァージョンで、
Hallelujah 好きな私には、嬉しい限り。
Zack が獲得した Watchmen では、
レナード・コーエンの Hallelujah
を使用していた記憶が蘇りました。
( Zack もこの曲好きなのだろうな )


↑ このシーンは、続編に向けて重要

Army Of The Dead を紹介した時に
書き忘れましたが、ここで使われた
Viva Las Vegas もアレンジが素晴らしく、
歌っているのは、やはり Alison Crowe でした。

そして、劇場版ではエンドロール後に
現れたシーンの内容、台詞を含め、
本作は、本編で描いていますが、全く違う内容でした。
果たして、続編は、どちらの流れで描かれるのだろうか。


番外編
それにしても Superman の強さは桁違い。
彼が最初からいれば、彼で1人で勝てるんじゃない(笑)。

Unhinged

Unhinged
Director: Derrick Borte
Writer: Carl Ellsworth
Stars: Russell Crowe, Caren Pistorius, Gabriel Bateman
Runtime: 1h30min
★ 7.5

喧嘩番長の面目躍如といった Russell Crowe の活躍ぶり。
アメリカでも、人に優しく出来ない、
ギスギスした世の中が
こうした犯罪に走る人を作ってしまうのだろう。
決して、他人事ではないと思うテーマです。



ここまで暴力的になる人はいないと思うけど、自
暴自棄になったら、誰にでも
この犯罪を犯す可能性があるのではないか。

そもそも指導者の警笛は、
危険を知らせるためのものである。
合図として使ってしまうから、
こういうトラブルを引き起こしてしまう。
その辺も改めるべきであるはず。



アクションシーンもかなり面白いと思うし、
単純なテーマだけど脚本もよく仕上がっていた。
日本でも誰にでも起きる可能性があるテーマだけに
娯楽作品として楽しむだけでなく、
反面教師として自分の生活にも
役立てられるテーマでした。


番外編
原題 Unhinged:
(精神的に〕不安定な、気の動転した、動揺した、錯乱した
という意味であり、煽るという意味はない。

Bruce Springsteen & The E Street Band / 1988.04.28

Bruce Springsteen & The E Street Band
Date: 1988/04/28
Venue: Sports Arena, L.A. California
Recorded live to 24-track digital: Toby Scott,
Mixed: Jon Altschiller from Digital PCM multitracks
Additional engineering: Danielle Warman
Mastered to DSD and PCM: Adam Ayan at Gateway Mastering, Portland, ME
Artwork Design: Michelle Holme
Cover Photo: Neal Preston
HD Files are 24-bit/48kHz; Audiophile DSD files are DSD64
Read essay: Erik Flannigan
Source: 3CDR
Runtime: 3h24min
★ 8.3

今回の Archive は、
The Tunnel of Love Express Tour。
今回と同会場の 23 日音源もすでにリリースされ、
この Archive シリーズ、5 Shows 目です。

この Tour 特有の Set List と大きな差はなく、
曲順と数曲を入れ替えながら演奏です。

この Tour 最大の特徴は、
Acoustic Guitar 1本での
Born To Run の演奏と
Horn Section の加入だと思います。



Essay
The Tunnel of Love Express Tour's five-show station stop
in Los Angeles wraps with this peak '88 performance on April 28.
The core Tunnel setlist, including "Be True," "Brilliant Disguise,"
"Tougher Than The Rest," "I'm A Coward" and
"Part Man, Part Monkey," has never sounded better.
An irresistible encore features Arthur Conley's "Sweet Soul Music"
and a deserving homage to Northwest garage rock,
as Bruce covers The Sonics' "Have Love, Will Travel."
Rarer still and even more meaningful is
the seminal cover of Ry Cooder's majestic masterpiece,
"Across The Borderline," the sound of which echoes
through Springsteen's writing ever since.

Additional musicians:
Mario Cruz – Tenor saxophone, backing vocal
Ed Manion – Baritone saxophone, backing vocal
Mark Pender - Trumpet, backing vocal
Richie "La Bamba" Rosenberg - Trombone, backing vocal
Mike Spengler – Trumpet, backing vocal

Hawaii Five - O / Season 9

Hawaii Five - O / Season 9 (全25話)
Source: Amazon Prime
★ 6.1

GW に毎日 3〜4 話ずつ観ました。
もうネタがないのが目に見えてきた。

これまで、引っ張ってきたエピソードも
次々と簡単に片付け始めていた。
そして、シーズンの後半は、
犯人追跡ではなく、
オハナとしての仲間関係、
それぞれの家族関係などを
題材にすることで何とか話を
作っているという感じです。

いよいよ次の Season 10 で
Five -O も終わりになります。
しかも 25 話ないみたいなので、完全にネタ切れです。
それでもハワイイ好きとしてこれまで十分に
楽しませてもらいましたので、
最後を見届けたいと思います。

Nancy Wilson / You And Me

Nancy Wilson
Title: You And Me
Produce: Nancy Wilson
Photography: Jeremy Danger
Runtime: 54min
★ 7.5

Heart の Nancy Wilson ソロアルバム。

Springsteen の The Rising、
(日本版は、ボーナスで Radio Edit Version も収録)
Sammy Hager と一緒に S&G の The Boxer、
Perl Jam の Daughter を Cover しています。



どのカバーも原曲の良いイメージを残しながら、
独自のアレンジがとても良く出来ています。
アコースティックのサウンドも心地良い。
Tony Levin も参加している曲もありました。

また、4 Edward は、
Edward Van Helan に捧げた曲になっています。

Red Dead Redemption II Original Soundtrack

Red Dead Redemption II Original Soundtrack
Recoded: Wayne Lorenz
Source: 1CD
Runtime: 43min
★ 9.5

2019年、ゲームのサントラ。
先日紹介した Heavy Sun のことを調べていたら、
本作がほとんどが Daniel Lanois の曲で
構成されていることを
今更ながら知り、早速購入しました。

これがまた、ハマるサウンドでした。
Lanois サウンド健在です。
これがゲームのサントラとは恐れ入りました。



その他、D’angelo、Willie Nelson、
Rhiannon Giddens の曲が収録されています。
D’angelo の評判は、耳にしていましたが、
ここに収録されているような曲調なら、
彼のアルバムも聴いてみたいな
と思い始めているところです。

カレーライス漂流記

カレーライス漂流記
Writer: 片岡義男
Source: Kindle(株式会社ボイジャー)
Price: 660円
★ 6.5

気軽に読みたいなと思う時は、
片岡義男さんの作品です。

カレーをテーマに、
こんなに色々なシチュエーションを
紹介してくれるのは、
この人の天性なのだと思います。

この作品を読んでいる間は、
ずっとカレーを食べたいと思っていましたが、
街に出ない生活が続いているので、
まだ、食べられてない。
カレーの物語でありながら、
喫茶店、コーヒーが
付属品のように付いてくるので、
巷の状況が落ち着いたら、
やはり、カレーとコーヒーが
美味しい喫茶店を探す旅に出たいと思うのです。

Army of the Dead

Army of the Dead
Director: Zack Snyder
Writers: Zack Snyder
Stars: Dave Bautista, Ella Purnell, Ana de la Reguera
Source: Netflix
Runtime: 2h28min
★ 7.7

楽しみに待っていた作品。
これまでのゾンビ映画とはひと味違う
エッセンスを効かせた物語となっていた。



冒頭シーンで登場する・・・が、
後半の重要な鍵を握っている。
番宣は、究極の一攫千金ですが、
実は、もうひとつの物語が隠されています。
私は、少なくともそう思います。
そして、すでに前日譚の制作が
進行しているようで(アニメも制作するそうで)、
私の予想では、きっと、このひとつの物語に
視点を当てて制作しているように思えます。
それもまた、楽しみであります。
そして、続編も制作できるよなと思うのです。



監督の Zack Snyder は、以前、
撮影を担当しており、撮影に復帰するには、
本作が適当であると判断した彼は、
今回、撮影も自分で行なっています。
機材も自分のこだわりのあるレンズを使用したりして、
自分が考えている通りの撮影が出来たことに
とても満足しているようです。
( Zac は、自分で俳優を務めて良いぐらい
グッドルッキングでもあります)

ゾンビ映画で 2 時間半の作品を
制作するには熱意がなければ完成しない。
そんな彼の熱い思いが詰まった
Zack Snyder World をお楽しみください。
( Zack Snyder 版 ジャスティスリーグは、
4 時間近くあるようで、こちらも観たいと思っています)

番外編
本作とは別に、撮影裏がわかる
25 分程度のドキュメンタリーもありますので、
そちらもご覧ください。

Daniel Lanois / Heavy Sun

Daniel Lanois
Title: Heavy Sun
Produce: Daniel Lanois
Oriinal Art: Daniel Lanois
Cover Art: Marthe A. Vannebo
Source: 1CD
Runtime: 42min
★ 9.3

またもや、知らない間にリリースされていました。
(アマゾン、要らんものばかりお知らせするくせに、
私が買っている類の大切なものを知らせん)
最近の彼の作品は、あまり面白くなかったけど、
Lanois Fan としては、今回も購入しました。



Maker Series とタイトルが付いておりますが、
他には何がこのシリーズにあるなのかなどは調査していません。
また、本作は、Heavy Sun Orchestra と名付けられており、
Additional Musician では、Brian Blade の名もあります。

鍵盤の音が響き渡る曲は、
これまでの Lanois とは少し趣が違う印象ですが、
深みのあるサウンドは健在で、
今や本作全体の音が病みつきになってしまい、
ついつい、何度もループして聴いてしまいます。
中毒度の強い作品、久しぶりだな。
素晴らしい作品だと思います。