The Coffin Dancer [Book]
The Coffin Dancer
Writer: Jeffery Deaver
Source: Kindle(文春文庫)
Price: 723円@2
★ 8.2
今更の紹介だと思いますが、
リンカーンライムシリーズ で
1 番面白いという評価が多かったので読んでみた。
本作は、少し前にドラマとして
紹介したボーンコレクターの次に
発売されたシリーズ第 2 弾です。
確かに、面白い。
私は最初から、あることが気になっており、
やはりね、という流れでしたが、
そこに辿り着くまでには話が二転三転していく。
これなら、読者は退屈しないでしょう。
よくこれだけのプロットを考えられるものだと感心します。
続編も書こうと思えば書ける展開だと思います。
Treadstone [Movie]
Treadstone (10 Episode)
Runtime: 44min
Creator: Tim Kring
Stars: Jeremy Irvine, Tracy Ifeachor, Omar Metwally
★ 5.7
2019 年の作品で、GW に Wowow にて
2 日間で一気に10 話放映したので、
それで終わりかと思ったら、
7 話ぐらいになると、話が広がり過ぎていて、
あと 3 話で収拾できないでしょという感じでしたが、
あやや、やっぱり終わらないのね。
映画では、この計画が最後まで
中々明かされなかったけど、
このドラマでは、それが前提で
ジェイソンボーンが世界中にいる設定です。
次回シリーズも観るのかな、
これじゃあ、あまり驚きようもないので、
私は、観ないような気もしています。
Van Morrison / Latest Record Project Volume 1 [Music]
Van Morrison
Title: Latest Record Project Volume 1
Produce: Van Morrison
Mixed: Rosetta Studio, Belfast
Source: 2Disc
Runtime: 2h08min
★ 9.1
本作は、2 枚組で 28 曲のヴォリューム。
近年、彼は過去とは違いメディア取材に応じるし、
コンサートでは、Them の曲、
Brown Eyed Girl のような曲も
演奏するようになっています。
Roll With The Punches 以降は、
2 年でブルースやジャズアルバムを
4 枚発表し、欧米での Tour も再開しています。
これらの前向きな、音楽に対する情熱が
本作 2 枚にぷつけられたような傑作だと思います。
Van の声も衰えていないと思うし、
その声を大人の演奏が支えている。
しかも、Vol.1 ということ、
Vol.2 もあるということで、
今から Vol.2 も楽しみになるわけです。
Thunder Force [Movie]
Thunder Force
Director: Ben Falcone
Writer: Ben Falcone
Stars: Melissa McCarthy, Octavia Spencer, Jason Bateman
Source: Neflix
Runtime: 1h46min
★ 5.1
アメリカって、最近、
恰幅がよい女性のコメディもの作品が多いけど、
本作では、Melissa McCarthy, Octavia Spencer
という実力派の女優 2 人が
馬鹿馬鹿し過ぎる作品に
挑戦しているのが魅力なんじゃないかな。
音楽は、制作者が好きなのか、
スマグラス・ブルースとユー・ビロング・トゥ・ザ・シティ、
グレン・フライの曲が 2 曲も使用されていたり、
Chicago が舞台なので、ベアーズが好きな方には
ご存知フットボール・シャッフルが使われたり、
冷蔵庫ペリー、マクマーンという単語が
会話に使われるだけで、
NFL Fan の私は OK、ニンマリ出来ました。
Morgue / A Life in Death [Book]
Morgue / A Life in Death
Writer: Dr. Vincent Maio & Ron Francell
Source: Kindle(創光ライブラリ)
Price: 1,300円
★ 8.5
ノンフィクションですが、
まるでどのエピソードも映画のようである。
検死医の実情から、その存在意義まで、
とても興味深く読めました。
全米中で話題となった殺人事件から
フィルスペクター、ケネディ、
ゴッホという有名人の事案まで、
色々な死体を検証していく過程は地味だけど、
こういう検死医がいなければ
無実の人が犯罪者にもなってしまうのです。
死体が語っていることを公平に判断するには、
冷静さと経験値、私情を挟まずに死体と向かう地味な作業を
正確に行う必要があるのに、給料が安いのでは、
若い人はやりたがりません。
もっと給与を上げて、
多くの優秀な検死医を育てて欲しいものです。
ところで、日本の検察医の状況はどうなのだろうか。
気になるところだ。
Dave Matthews Band / DMB Live Trax Vol.55 [DMB]
Dave Matthews Band
Title: DMB Live Trax Vol.55
Date: 2009/04/29
Venue: Verizon Wireless Amphitheatre, Encore Park, Alpharetta,GA
Archivist: Tucker Roggers
Recording: Jeff Thomas
Mixed: Rob Evans
Photo: Bryan Strickland
Sure: 3Disc
Runtime: 2h28min
★ 8.2
今年、最初の Live Trax シリーズ。
Opner は、Everyday。
Spaceman、Beach Ball あたりは、
最近では、演奏回数が少ない演目。
Jimi Thing、Two Step は17分を超える演奏で、
いつものように観客を盛り上げています。
Rhyme & Reasonでは、
Special Guest として Joe Lawlor が
Guitar で参加しています。
この日の The Maker は、秀逸な演奏でした。
いつものように、T-Shirt との Combo Set で購入しました。
番外編
DMB も Summer Tour に出ます。
Grateful Dead / Dave’s Picks Vol.38 [Dead]
Grateful Dead
Title: Dave’s Picks Vol.38
Date: 1973/09/08
Venue: Nassau Veterans Memorial Coliseum,Uniondale,NY
Produce for Release: David Lemieux
Recoded: Kidd Candelaro
Cover Art: Helen Rebecchi Kennedy
Photo: Richard Burke
Source: 3CD
Runtime: 3h50min
★ 7.8
今回、73年の音源。
Disc 2、Disc 3 のラストで、
前日の同会場での Show の Filler 音源
が使われていますが、それを除いても
3 h 20 min の Show なので長めの Show でした。
Disc 1の WRS Part 1、
Disc 2 の Let Me Sing Your Blues Away
が初演となっています。
全体的に、どの曲の演奏もまったり感が漂っていますが、
この日の He's Gone は良かったな。
いつだって Jerry の声とギターを聴くと何故だか、
心が落ち着くし、和やかな気持ちにさせてくれる。
だから、私は、ずっと Dead を聴いているのだ。
番外編
アメリカでは、各バンドがしどうです。
Dead & CO も Summer & Fall Tour を発表、
全 31 公演、楽しみです。
Date
Monday, Aug. 16: Coastal Credit Union Music Park, Raleigh, North Carolina
Wednesday, Aug. 18: Jiffy Lube Live, Bristow, Virginia
Friday, Aug. 20: Citi Field, New York
Saturday, Aug. 21: Citizens Bank Park, Philadelphia
Monday, Aug. 23: Bethel Woods Center for the Arts, Bethel, New York
Wednesday, Aug. 25: Darien Lake Amphitheater, Darien, New York
Friday, Aug. 27: Saratoga Performing Arts Center, Saratoga Springs, New York
Saturday, Aug. 28: Hersheypark Stadium, Hershey, Pennsylvania
Thursday, Sept. 2 and Friday, Sept. 3: Xfinity Center, Mansfield, Massachusetts
Sunday, Sept. 5: The Xfinity Theatre, Hartford, Connecticut
Tuesday, Sept. 7: Blossom Music Center, Cuyahoga Falls, Ohio
Friday, Sept. 10: DTE Energy Music Theatre, Clarkston, Michigan
Saturday, Sept. 11: Riverbend Music Center, Cincinnati
Monday, Sept. 13: Hollywood Casino Amphitheatre, Maryland Heights, Missouri
Wednesday, Sept. 15: Ruoff Music Center, Noblesville, Indiana
Friday, Sept. 17 and Saturday, Sept. 18: Wrigley Field, Chicago
Wednesday, Oct. 6: iTHINK Financial Amphitheatre, West Palm Beach, Florida
Thursday, Oct. 7: MIDFLORIDA Credit Union Amphitheatre, Tampa, Florida
Monday, Oct. 11: PNC Music Pavilion, Charlotte, North Carolina
Tuesday, Oct. 12: Cellaris Amphitheater at Lakewood, Atlanta
Thursday, Oct. 14: Dos Equis Pavilion, Dallas
Friday, Oct. 15: Cynthia Woods Mitchell Pavilion Presented by
Huntsman, Woodlands, Texas
Friday, Oct. 22 and Saturday, Oct. 23:
Fiddler’s Green Amphitheater, Greenwood Village, Colorado
Monday, Oct. 25: Ak-Chin Pavilion, Phoenix
Wednesday, Oct. 27: North Island Credit Union Amphitheater, San Diego, California
Friday, Oct. 29, Saturday, Oct. 30 and Sunday, Oct. 31:
Hollywood Bowl, Los Angeles
Lucinda Williams / Runnin’ Down A Dream A Tribute To Tom Petty [Music]
Lucinda Williams
Title: Runnin’ Down A Dream A Tribute To Tom Petty
Produce: Tom Overby & Ray Kennedy
Recoded: Room and Board, Nashville,TN
Cover Photo: David Mcclister
Source: 1CD
Runtime: 56min
★ 8.8
彼女が Tom とどういう交友関係だったかは知りませんが、
こうして1人のアーティストだけが
全曲カバーしている作品は珍しいと思います。
そして、本作の出来は良いと思います。
ハスキーヴォイスな声で、
少し気怠そうに歌う感じがたまらなく最高です。
そして、ヒット曲だけではない選曲に
彼女のセンスの良さを感じます。
この作品を聴いて、
Tom の原曲を知る人が増えるといいなと思います。
Lynyrd Skynyrd / Live at Knebworth 1976 [Music]
Lynyrd Skynyrd
Title: Live at Knebworth
Date: 1976/08/21
Venue: Knebworth House, Knebworth,Hertfordshire,UK
Archive Research: Gordon King & Eliot Kissileff
Audio Mastering: Mazen Murad at Katara Studios
Source: 1CD+1DVD
Runtime: 1h07min
★ 9.1
今になって、この日の音源を聴けるようになるとは。
ジャケットがブートぽかったので、
ポチしていなかったのですが、
オフィシャル音源だと分かり発注しました。
DVD の映像も綺麗でした。
数十年前、多分、テレビ東京で「わたなべポップみのる」が
ナレーションをしていたロックスターを紹介する特番、
その最後に、「本当のスターになってしまったロックスター…」
というような語りとともに、
この日の Free Bird の映像が流れました。
当時、Video に録画したこの Free Bird
をどれくらい再生したことか。
そんな思い出の映像をとても綺麗な画質で
観られるだけでも感謝です。
この日の Free Bird は、最高の出来だと思います。
ちなみに、トッドラングレン、10CC なども出演し、
トリは、Rolling Stones だったので、
舞台も Stones のためにデザインされたようなステージです。
Pink Floyd / Live At Knebworth 1990 [Music]
Pink Floyd
Title: Live At Knebworth 1990
Produce: Chris Kimsen
Recoded: Knebworth House, Knebworth,Hertfordshire,UK
Recoded: Mike Fraser
Audio remix: Andy Jackson & David Gilmour
Archivist: Tracey Kraft
Concert Photography: Peter Still
Front Cover Photograph: Aubrey Powell / Hipgnosis
Source: 1Disc
Runtime: 56min
★ 7.0
本作は、以前にリリースされた Box Set に
入っていた作品ですが、
この度、単独でリリースされました。
私はもBox Set を買っていないので、
本作を購入しましたが、
演目や演奏は、この時期のツアー音源と大差ないので、
Floyd が好きな方は、購入するのだろうけど、
特段、本作を皆さんに薦める理由はありません。
Floyd を最初に聴く方には、
聴きやすい Live 音源かもしれません。