John Hiatt / The Eclipse Sessions

John Hiatt
Title: The Eclipse Sessions
Produce: Kevin Mckendree
Recoded: The Rock House,Franklin,Tennesse
Photography: David McClister
Photo Of Earth taken 2017.08.21
★★★★★★★★★☆


彼の濁声とゆったりとした曲調が生み出す、
いつもと変わりない Hiatt ならではの
落ち着いた素敵な作品でした。

安心して聴けるし、心が落ち着きます。
世知辛い世の中、こういう作品に、
私は心を奪われます。



これ以上の説明は不要かと。
いつまでも、素敵な曲を作り続けて欲しいと思います。

気になる方は、"Over The Hill" という曲が、
Youtube で流れていますので、
それを聴いてみてください。

The Magpie Salute

The Magpie Salute
Title: The Magpie Salute
Produce: Rich Robinson
Recoded: Applehead Recoding,Woodstock,NY
Cover Photo: Shervin Lainez
★★★★★★☆☆☆☆


本作が この Band の デビューアルバムになります。
この時は、まだ 10 人編成の大所帯の Band でした。

1 曲目以外は、少人数オーディエンスを前にしてのライヴ録音。



Joe Sample, Pink Floyd, Faces, Bob Marley,
Delaney & Bonnie などの Cover Song が収録されています。

色々な曲調があるのは良いけど、
ストーレートな Rock で勝負しても良いのではと思います。

Memphis Meets Muscle Shoals featuring Willie Hightower, Steve Cropper＆Hi Rhythm

Willie Hightower, Steve Cropper ＆ Hi Rhythm
Date: 2018.10.27 Early Show
Venue: Billboard Tokyo
Runtime: 70 mins
★★★☆☆☆☆☆☆☆


Steve Cropper の生演奏を
聴いたことがなかったので、
観に行ってきましたが、
とても残念な Show でした。

Hightower が登場するので、
4 曲目の途中までの演奏を聴いて、
「えっ、こんなに巧くなかったの」という
ギターソロにがっかりしてしまいました。
( Cropper のヴォーカルもひどい )



Hightower が登場して、
少しは華やいだ Stage になりましたが、
Band の演奏も可もなく不可もなしで、
これで 11,000 円は高すぎるというのが正直な感想です。

Searching

Searching
Director: Aneesh Chaganty
Writers: Aneesh Chaganty, Sev Ohanian
Stars: John Cho, Debra Messing, Joseph Lee
Runtime: 102mins
★★★★★★★☆☆☆


本国では、スマッシュヒットした
Google グラスだけで撮影した YouTube 動画で
注目を集めた 27 歳のインド系アメリカ人、
アニーシュ・チャガンティが監督を務めた作品。

本当に、PC の画面の中だけで、
作品を完成させた新た手法ですが、
目が悪くなった私には、見辛い作品でした。



特に、バックグランドが白い場面が多く、
そこに白い字の翻訳は、とにかく読みづらかった。

物語は、そこそこ楽しめました。
PC の中だけで犯人を見つけていく過程には
少し無理もありますが、本作の原因を作ったは、
PC の世界が生み出したものであり、
今の時代でなければ、
本作は生まれなかったことでしょう。



主演の John Cho は、
私の友人に似ているので、
観ていると親近感が湧いてきます。

The Magpie Salute / High Water I

The Magpie Salute
Title: High Water I
Produce: Rich Robinson
Recoded: Dark Horse Studios Nashville,TN
Cover Photo: David McClister
★★★★★☆☆☆☆☆

Black Crows の Rich Robinson が
結成した新バンド (また、兄貴と喧嘩でもしたのでしょう)。

この Band の初ライブがアナウンスされるやいなや
N.Y. のチケットが Sold Out になり、
追加の 3 公演を全ての公演が数分で完売したそうな。

本作は、そんな Band のセカンドアルバムです。
アルバムのサウンドについて Rich は、
「ピュアなロックン・ロールだよ。自由であり、
愛があり、喪失、喜び、苦悩もある。
傲慢さもありながら脆さもある。
それが人生というものであり、
それらすべてを昇華したサウンドを鳴らしたかったんだ」と言っております。



確かに、アメリカンロックだなと思いますが、
私は、どうも Vocal の声が少し苦手でし、
そんなに目新しいサウンドでもないので、
可もなく不可もなしの評価かな。

1 作目は 10 人編成でしたが、
今は 5 人編成になっています。
来年の初来日は、どんなステージになるのかな。

Bruce Springsteen & The E Street Band Reunion Tour

Bruce Springsteen & The E Street Band
Date: 1999/09/30
Venue: United Center,Chicago,IL
Recorded: Toby Scott and Ross Petersen
Mixed: Jon Altschiller from multi-track digital master tapes
Additional engineering: Danielle Warman
Mastered to DSD and PCM: Adam Ayan
Art Design: Michelle Holme
Cover Photo: Danny Clinch
HD Files are 24 bit / 44.1 kHz ; DSD files are DSD64
Showtime: 2 時間 58 分
Source: 3 CDR
★★★★★★★★☆☆

本音源は、E Street Band の Reunion Tour
Chicago での 3 日目の Show。

Band Version の Youngstown、
E Street Band での If I Should Fall Behind
Janey Don't You Lose Heart、
New York City Serenade などは、
Fan にとっては嬉しい演目です。

そして、この時期に演奏した
Land Of Hope & Dreams、
Bruce のメッセージが込められている選曲だと思います。



2018 年にリリースされた Archive は、
これで 12 Shows となり、
只今、到着待ちが 1 公演になっています。

久しぶりに Bruce の Live を
たくさん聴いた年になりました。

あとは、日本公演を何かリリースしてほしいな。

Den of Thieves

Den of Thieves
Director: Christian Gudegast
Writers: Christian Gudegast , Christian Gudegast
Stars: Gerard Butler, Pablo Schreiber, O'Shea Jackson Jr.
Runtime: 140mins
★★★★★★★★☆☆


本当に、L.A.では、48 分に 1 回、
銀行強盗が発生しているのだろうかと思うけど、
本作は、L.A.を舞台にした銀行強盗のお話。

Gerard Butler をリーダーとする連邦保安官達と
強盗団チームとの死闘を描いた本作は、
緻密に計算された強盗シーンは、中々見事に描かれています。



一方、作品の売りになっている銃撃シーンは、
同類映画での銃撃シーンも参考にしたようですが、
銃弾の数は多かったけど、今ひとつ、
格好良さにかけていたような気がします。

また、音楽面からみると、
銀行強盗映画「狼達の午後」では、
冒頭に Elton John の "Amoreena" を1 曲だけ使うことで、
とても印象的な挿入歌となっていますが、
本作では、曲が多く使われ過ぎていて印象的な挿入歌には
なっていたかったのが残念です。



それと、Gerard Butler の家族の話は、
彼の人間性を描いておきたかったのかとは思いますが、
あえて描く必要があったのかなと思います。
それでも、あっという間の 2 時間 20 分だったので、
相対的にはおもしろい作品だったということだと思います。


番外編
最近、音楽のことを描いていませんでしたが、
昨日のデス・ウィッシュでは、
は AC/ADC の Black In Black が、
クワイエット・プレイスでは Niel Young の
Harvest Moon が使われています。

Death Wish

Death Wish
Director: Eli Roth
Writers:Joe Carnahan , Brian Garfield
Stars: Bruce Willis, Vincent D'Onofrio, Elisabeth Shue
Runtime: 107mins
★★★★★★★☆☆☆


74 年のチャールズ・ブロンソン主演の
「狼よさらば」をリーブトした作品。

当時、チャールズ・ブロンソンの作品を
よく観ていたので楽しみにしていた作品です。



原作は、ニューヨークが舞台でしたが、
本作はシカゴが舞台となっていました。

なんと、奥さん役は、私の大好きな
Elisabeth Shue だったので、
もっと彼女の姿を観ていたかった。



アクション映画にしては、
今の時代にも通用するテーマ、
「自分の身は自分で守るしかない」
「犯罪者の人権は?」など
意外に色々と考えさせられる作品です。

Phish Summer 2018

もうFall Tour もスタートしてしまったので、
Summer Tour の総括です。


Phish Summer 2018

21 Shows ( 3 Shows Cancel )
延べ 395 曲( 167Songs )



6 回演奏されたのは 4 曲
Blaze on
No Man In No Man’s Land
Run Like An Atelope
Tweezer Reprise

5 回が 14 曲
Twist
Everyting’s Right,
Carini
Ghost
The Wedge
Fuego
46 Days など



20 分以上の長舌演奏　
YEMS 20:31 07/18
Set Your Soul Free 24:04 07/25
Chalk Dust Torture 24:03 07/20
Carine 20:24 08/03
Ghost 22:27 08/03
Soul Planet 23:39 08/04
Down With Disease 24:48 08/07
YEMS 20:29 08/10

いつか聴きたいけど、
ツアーで大抵1回のみ演奏する
Guelah Papryrus は、
今回も１回演奏してくれました。

Live Phish 編集の Video 映像は12 曲でした。
7/20/2018 - "Chalk Dust Torture"
7/21/2018 - "Piper"
7/24/2018 - "Carini"
7/25/2018 - "Set Your Soul Free"
7/28/2018 - "Fuego"
7/31/2018 - "Everything s Right"
8/05/2018 - "Bathtub Gin"
8/07/2018 - "Down with Disease
8/07/2018 - "Light"
8/10/2018 - "Runaway Jim"
8/31/2018 - "Blaze On"
9/01/2018 - "Wolfman s Brother"



トータル演奏時間　2:10:41:07
PM3 にして 3.99GB
全部聴くと 2.4 日かかります。

さてさて、久しぶりの
Fall Tourはどんなものかな。
楽しみ。

John Mclaughlin & The 4Th Dimension With Jimmy Herring & The Invisible Whip

John Mclaughlin & The 4Th Dimension With
Jimmy Herring & The Invisible Whip
Tile: Live In Sanfrancisco
Date: 2017/12/08
Venue: The Warfield,SF
Produce: John Mclaughlin
Recoding: Sven Hoffman
Cover Art: Marq Spusta
Photo: Alessio Belloni
★★★★★★★☆☆☆


少し、ゴリゴリとギターを弾き過ぎて、
高音が少し耳障りに聴こえてしまう曲もありますが、
2 人の素晴らしいギタリストの演奏はもちろんのこと、
2 人の Band を合わせ総勢 10人 による演奏は、
音が分厚く、演奏も巧いので、
「圧巻な演奏」という言葉が最適だと思います。



今年の 2 人の Show はネット中継されて、
今でも Youtube で観られるので、
興味のある方は、それを無料で観て、
気に入れば本作を購入すれば良いと思います。

ジャケットは、サイケでとても良いデザインだと思います。