Slightly Stooped / Live & Direct / Acoustic Roots [Music]
Slightly Stooped
Title: Live & Direct / Acoustic Roots
Recoded: Track Star Studios, La Mesa,CA
Cover Art: Dean Bradley
CD Art: Kyle Mcdonald
Released: 2004
★ 7.3
なぜ、今更、Slightly Stooped を紹介すねかというと、
数ヶ月前に、youTube で、Bobby の TRI スタジオで
彼らと Bobby が演奏していた
Franklin's Tower の演奏を観直したら、
バックリ、しっくりと来てしまったのです。
なので、何を購入しようかと迷ったのですが、
廉価なこともあり、初期の Kyle & Miles だけで
録音している本作を購入してみました。
基本は、レゲエなのですが、
このアコースティックな演奏が
いい感じで心地良いのでした。
15 曲で約 39 分と短いアルバムですが、
今夏は、ヘビーローテしそうな気配です。
Kruangbin / Texas Sun [Music]
Kruangbin
Title: Texas Sun
Produce: Kruangbin & Steve Christensen
Recoded: Terminal C In Houston,TX
Artwork: Aaron Lowell Denton
Source: EP(CD)
Leon Bridges というアーティストとのコラボ作品。
4 曲 21 分なので、評価点は付けないけど、
ちゃんとした Vocal が入っているので、
これまで紹介した作品よりも、万人に受け入れられそう。
このメロディー、マカロニウエスタンにも合いそうだな。
夏のそよ風に吹かれて木陰で聞くのも良いでしょう。
このポテンシャルでフルアルバムの制作をお願いしたい。
Dead & Company / Playing In The Sand [Dead]
Dead & Company
Venue: Cancun,Moon Palace
Date: 2020.01.16,18,19
Recoded Mix: Ross Harris
Artwork: Tim Richardson
Runtime: 191mims(16日)、174mins(18日)、171mims(19日)
★ 8.2
今年で 3 回目になる
Playing In The Sand は会場を移しての開催。
今週末やっている Dave & Tim も
来週の Phish も今年から会場は、
Moon Palace というホテルのビーチに移動しました。
実は、Playing In The Sand のチケットを試みましたが、
同ホテルの1人部屋は秒殺で確保できず、
Hard Rock Hotel のは確保できる状態だったのですが、
600 ドルの差 に Cancun を見送りました。
映像を見る限り、会場内は、海までの砂浜が
Barcelo よりも短くゆとりが感じられませんでした。
風が強いのは一緒のようです。
Not Fade Away からスタートし、
最終日のクロージングの Not Fade Away まで、
3 日間で 49 曲をプレイしています。
( Dead は金曜日がオフですが、
Phish は、今年から 4 日間になったようです )
演奏は、南国風にアレンジした
The Wheel などが聴けるのも
この会場だからでしょう。
18 日は、Oteil の Bass ソロも聴けます。
↑ John の洋服のセンスは ? です。
演目としては、いつもと違いませんが、
砂浜で、夜風に吹かれて聴くと
いつも聴き慣れている曲もまた格別なものに変わります。
ただし、欲を言えば、折角泊まりで楽しめる Show なので、
毎晩 3 Set ぐらいこなしてくれてもいいのになと思うのです。
ジャケットデザインは、
Phish よりも Dead の方が好みです。
番外編
頂き物紹介。
Skull 好きな私にわざわざ、
このチョコを選んでくれたのでしょう。
このバナナチップ、美味しいです。
リクエストしておいたら、見つけて買って来てくれました。
感謝です。
1917 [Movie]
1917
Director: Sam Mendes
Writers: Sam Mendes, Krysty Wilson-Cairns
Stars: Dean-Charles Chapman, George MacKay, Daniel Mays
Runtime: 119mins
★ 8.5
今年のアカデミー賞、
撮影賞、録音賞、視覚効果賞の
3 部門を受賞しました。
公開前から、ワンカット撮影が話題となったし、
他の多くの映画賞では、作品賞も獲得しています。
この 3 つの賞は、作品を観れば納得ですが、
私はどうも、ワンカットのこの撮影は、
ちょっと酔ってしまうような感覚に襲われるから、
感覚的に馴染めないんですよ。
作品としては、プライベートライアンなどのように、
目新しい題材ではありませんが、
戦闘能力も ? な 2 人が前線を突きるという無謀な作戦に
違う意味での危っかしさを巧みに表現して、
最初から最後まで、ハラハラドキドキ感はあります。
場面が進むごとに違う戦場の風景が
現れるシーンが印象的で、
それを見事に映像化していると思います。
ラストのシーンは、この色合いだなと思わず納得。
色でも物語の進行を表現しているのは斬新だったと思います。
そして、主題歌というか、1 曲だけ歌が使われていますが、
哀悼歌的なこの歌は、トラディショナルな歌
なのだと思いますが、胸にジーンと来ます。
♪ I'm Going Home...
Bearskin / James A. Mclaughlin [Book]
Title: Bearskin
Writer: James A. Mclaughlin
Source: Kindle
Fee: 2,090 円
★ 5
著者の作品も初めて読みました。
展開がまったりしていて、緊迫感も感じられず、
後半に入って少し読む気が起きた程度の内容でした。
主人公が強いのか、弱いのかもわからない、
善人でもないし、悪人までともいえない。
どっちつかずの主人公というのは、
読んでいてもどうも歯痒い。
自然描写を読んでも風景が頭に浮かんでこない。
ただ、本書を読んでいて、聴きたいと思ったのは、
ダン・フォーゲルバーグの曲だったので、
iPhone に彼の音源を取り込んで聴いていました。
久しぶりダン・フォーゲルバーグの作品を
聴けとことには感謝します。
本作を読もうと思っている方がいらしゃれば、
別の作品を読んだ方が良いのかなと思います。
55 / James Delargy [Book]
Title: 55
Writer: James Delargy
Source: Kindle
Fee: 1,276 円
読む作品に悩んでいて、
今年はこの番号でしょうということで、
タイトルを見て購入しました。
この作者のデビュー作になり、
西オーストラリアを舞台にした作品。
殺されかけて逃げてきた 2 人の男が
そのシチュエーションを別々に同じように語る。
どちらが正しいことを言っているのか…。
それに、過去のエピソードを交えながらの話は展開していく。
後半にかけてテンポは良くなるけど、
何となく、こうなっていくのという展開には ? です。
荒削りな文章と構成だけど、
本作は、映画化権を買われたらしいので、
映像化されたら観てみるかな。
番外編
最近の頂き物
このハンドクリームは無添加で、
香りが良いです。
私にもチョコをくれる女性はいるのです。
Voodoo Dead / Yokohama Bay Hall / 2020.02.11. [Dead]
Voodoo Dead
Date: 2020.02.11.
Venue: Yokohama Bay Hall
Fee: 7,500円
Runtime: About 85mins(First),75mins(Second)
★ 8.8
久しぶりの Kimock さん。
これまでの SKB の客層とは違い、
やはり、Dead を好きな方が多くご来場の様子でした。
整理番号が1番と言うことで、
久しぶりにレールで参戦。
もち、Kimock さんと Jeff の位置で戦闘準備。
Opner は、Scarlet Begonias。
First での Dead の曲はこれのみ、
私は、SKB の You're the One が1番良かった。
インターミッションは、15 分程度。
後半は、中々ディープな演奏で面白い。
やはり、Jeff の演奏は良いし、
George も Bass だけならよし。
息子も腕を少しあげたかな。
この日の演奏で最高潮に達したのは、
Dead の曲ではなくて、
Jimmy Cliff の Many Rivers to Cross と、
ジミヘンの Little Wing でした。
いやはや、この 2 曲のギターの気持ち良さは、
いつ聴いても変わらず素晴らしすぎるのです。
連れは、Kimock さんが Little Wing の
イントロを弾き出したら、涙を流していました。
その気持ちよーくわかります。
なので、私は、次回の来日は、
Voodoo でなくて、
SKB か Zero で良いです。
Dear Jeff
次回は今夏にシカゴで会いましょう。
Set List
Set 1
1. Scarlet Begonias
2. Fire on the Bayou
3. Here But I'm Gone
4. After Midnight >Eleanor Rigby >After Midnight
5. You're the One
Set 2
1. Help on the Way>Bird Song >Dark Star>The Other One>
Dark Star>Franklin's Tower
2. Eyes of the World
3. Many Rivers to Cross
4. Not Fade Away
Encore
5. Little Wing>Terrapin Station
番外
Kimock 初来日初演の日のチケットは、整理番号1番。
なので、記念でチケットに来日メンバー全員の
オートグラフをいただきました。
そして、今回のチケットも整理番号1番です。
世の中広しといえども、Kimock のチケット整理番号1番を
2 枚持ってるのは私しかいないと思うので、
ちょっと嬉しいです。
North Mississippi Allstars / Up And Rolling [Music]
North Mississippi Allstars
Title: Up And Rolling
Produce: Dickinson Brothers
Recoded: Zebra Ranch Studio
Art Direction: Tom Bejgrowicz
★ 7.7
久しぶりの North Mississippi の作品を購入。
ゲストに Mavis Staples、Jason Isbell などが参加。
前半は、Blues 色の濃い作品に、
いつもの Luther のギターが心地よい。
後半は、これまた North Mississippi らしい、
軽快なリズムに、体もスウイングする。
96 年に Wyatt McSpadden が
North Mississippi に来て、
Cody と Luther は エキサイトして
彼の Show に行った.....
と言うよな書き出しからスタートする、
今回の Liner Notes はかなりの読み物になっており、
そこに挟み込まれた味わい深い写真が素敵だ。
この Liner Notes を読みながら、
彼らの作品に耳を傾ける。
素晴らしいジャケットに目をやる。
なんて贅沢な時間なんだろう。
Warren Haynes Presents The Benefit Concert Vol.16 [Music]
Warren Haynes Presents
The Benefit Concert Vol.16
Date: 2014.12.13.
Venue: U.S. Cellular Center,Asheville,NC
Produce: Warren Haynes
Video Producer: Bennett Chandler
Photography: Dino Perrucci
Source: Blu-ray 1Disc
Runtime: 107 mins
★ 7.3
Warren が毎年開催している
Christmas Jam の 26 回目の模様を
収録した映像ですが、
2014 年に開催されたものが、
なぜか最近リリースされました。
Hard Working Americans からスタートし、
今年来日した Jason Isbell、
Paul Riddle & Friends は、
私の好きな Can't You See を演奏、
Gon't Mule は、Jackie Greene が加わり、
Neil Young の曲を 2 曲カバー、
最後は、Bill Kreutzmann の Billy & The Kids、
Phish の Chalk Dust Torture をカバーし、
その後の Turn On Your Love Light でも、
Chalk Dust Torture の Tease で遊んでいます。
最後は、All Cast で The Band の
The Night They Drove Old Dixie Down。
音も欲しくなり、CD は、Disc 2 枚
となっていたので発注したのですが、
発注してから気づきました。
どうも、CD 1 枚に DVD 1 枚の構成のようで、
聴きたい Chalk Dust Torture などが
は CD に収録されていないようです。
The Good Liar [Movie]
The Good Liar
Director: Bill Condon
Writers: Jeffrey Hatcher, Nicholas Searle (novel)
Stars: Helen Mirren, Ian McKellen, Russell Tovey
Runtime: 107mins
★ 7.5
こちらの作品は、
大して期待していませんでしたが、
意外に面白かった。
ナイン・ナイブズと比較するのもなんですが、
騙し合いと言う観点からすると断然、
本作の方が意外です。
老人2人の演技も素晴らしいし、
若い俳優には絶対に演じられない
燻銀の演技をご堪能ください。
終盤に、本作のタイトル The Good Liar
のセリフが出てきますので、
なぜ、このタイトルを付けたのかを理解できます。
本作を観てつくづくと思うのです。
巷の評判や興行成績を信じない方が良いと。
映画は観てみないと分からないし、
感じ方は人それぞれなわけで、
作品を観て、自分が楽しめれば良いわけです。
私のブログは、これまで私の感想を読んでくださって
私の好みを理解してくれている方が多いと思いますので、
少なくとも皆さんが鑑賞される作品の道標に
なっているかなと自負しています。
みなさんが良い作品と出会えるよう、
私は、今年もたくさんの作品を鑑賞したいと思います。