Creedence Clearwater Revival / Cosmo's Factory [Music]
Creedence Clearwater Revival
Title: Cosmo's Factory [40th Anniversary Edition]
Reissue Produce: Chris Clough
Mastered: George Christgau
Photo Cover: Bob Fogerty
Runtime: 53min
★ 8.1
2008 年に Release された 40 周年盤です。
ちょっとした勘違いでこのアルバムを
購入してしまったのですが、
CCR を知らない若い方も増えていると
思いますので、本作をご紹介します。
CCR の曲は、2 分から 3 分という
イメージを覆すように、本作には、
1 曲目、Ramble Tamble: 7分
10 曲目I Heard It Through The Grapevine: 11分
が収められているし、
Travelin' Band、Lookin' Out My Back Door、
Run Through The Jungle、Who'll Stop The Rain
Long As I Can See The Light
という今でも聴き継がれている名曲が収録されている
素晴らしいアルバムです。
これらの曲は、多くの映画で使用されています。
ベトナム戦争ものや 70 年代を舞台として作品では、
Run Through The Jungle、Who'll Stop The Rain
を使う監督さんが今でも沢山います。
音質に関しては、
元の音質を知らないから、なんとも言えませんが、
Remaster の成果はどうかな。
それを差し引いても良い作品で、
改めて CCR 、John Fogetry の才能に脱帽です
企画盤ということで、
リメイクと Live が 2 曲収められています。
Travelin' Band (Remake Take)
Up Around The Bend [Live]
Born On The Bayou [Live]
Barry Gibb & Friends / Greenfields The Gibb Brothers Song Book Vol.1 [Music]
Barry Gibb & Friends
Title: Greenfields The Gibb Brothers Song Book Vol.1
Produce: Dave Cobb
Photography: Zsolt Zsigmond
Runtime: 40min
★ 7.2
Bee Gees の Barry Gibb が
豪華なゲストを招いてセルフカバー的な
本作を制作しました。
若い方は、Bee Gees を知らない人が
ほとんどだと思います。
私が彼らを知ったのは、
映画「小さい恋のメロディー」
で流れるメロディーフェアーでした。
その後、世間的には映画「サタデーナイトフィバー」で
大ブレイクを果たした、3 人兄弟の Bee Gees。
(ちなみに、Andy Gibb という末っ子も
シャドーダンシングという曲が売れました)
本作を聴いて、
改めて Bee Gees も良い曲が多いと実感。
だからこそ、これだけのアーティストが
本作を制作するために参加したのだろう。
ちなみに今回の Friends は、
以下のとおりです。
Keith Urban、Jason Isbell、Brandi Carlile
Alison Krauss、Little Big Town、Dolly Parton
Jay Buchanan 、Miranda Lambert、 Sheryl Crow
Olivia Newton-John、Gillian Welch & David Rawlings
One Night in Miami [Movie]
One Night in Miami
Director: Regina King
Writers: Kemp Powers (screenplay by), Kemp Powers (based on the stage play "One Night In Miami..." by)
Stars: Kingsley Ben-Adir, Eli Goree, Aldis Hodge
Runtime: 1h54min
★ 6.8
2013年 Laurence Olivier Awards に
ノミネートされた舞台劇を基に、
ケンプ・パワーズが脚本を書き上げた作品。
カシアス・クレイ(後にモハメド・アリに改名する、
これが本作のメインの話になっている)が、
マイアミビーチコンベンションセンターで、
世界ヘビー級王座を獲得した 1964 年 2 月 25 日、
その夜の出来事を描いています。
そこで彼の親しい友人のマルコムX、歌手のサム・クック、
アメフト(クリーブランドブラウンズ)のジム・ブラウンという
3 人の親しい友人が、小さいホテルの部屋の中で、
当時の黒人としての世の中の立ちをそれぞれの立場から論じ合う。
マルコムがサムに対して、
ある人の名曲をレコードで聴かせ、
論じ合うシーンやサムのボストン公演の逸話など、
音楽好きの私には興味がそそられる会話が続く。
本作も Black Matter Lives を考える上で
とても大切な作品であると思います。
劇場まで行って、お金を払って観ていたら、
少し不満が残るような作品だけど、
Amazon Primeで観られるなら良いかな。
Goose / 2020.01.18. [Music]
Goose
Date: 2020.01.18
Venue: Moon Palace, Cancun, MEX
Source: MP3 (nugts.net)
Price: $9.95
Runtime: 2h26min
★ 7.5
2 日目は、なんと、
私の大好きな曲、ルパートホルムズの
Escape (The Piña Colada Song)を 2 曲目に演奏、
メキシコだからかな。
Phish のレパートリーになっている
Crosseyed and Painless は、
彼らのレパートリーにもなっており、
この日もカバーしています。
アンコールは、Dead も演奏する
Me And My Uncle でした。
全体的に、このバンドの良いところが
表現されている演奏でした。
Set List
Flodown 12:27
Escape (The Piña Colada Song) 6:36
Tumble14:08
Wysteria Lane 11:00
Echo of a Rose 5:26
Crosseyed and Painless 9:59
Arcadia 16:01
Madhuvan 6:57
Wild Night 5:13
Creatures 16:08
Don't Do It 9:21
Jive I 9:40
Jive Lee 14:51
Encore
Me And My Uncle 8:28
Goose / 2020.01.17. [Music]
Goose
Date: 2020.01.17
Venue: Moon Palace, Cancun, MEX
Source: MP3 (nugts.net)
Price: $9.95
Runtime: 1h59min
★ 7.3
昨年末からお気に入りで聴いているバンド。
昨年の Dead & Co の Riviera Maya の
Show をサポートしていたので DL 購入しました。
Riviera Maya での音は、
みんな欲しくなってしまう性なのです。
Connecticut が地元のようで、
音は Deadよりは Phish に近く、
( Mexicoへ行く映像が YouTube に
ありますが、Phish のT-Shirt を着てたし、
Phish には影響されていると思う)
アンフリーズ、セクターナイン、ディスコのように
シンセの演奏が強いエロくトロニカ的なサウンドではなく、
リードギター中心のサウンドで、
聴いていて飽きないし、とても爽やかな演奏です。
ただ、Phish のように暗から明へと開ける展開の
気持ち良さが足りないとか、
まだまだ、曲作りや演奏の盛り上げ方は、
発展途上だと思う。
この日は、CCR、Bruce Hornsby、
Eddy Grant などの曲をカバーしている。
なぜか当時(83年頃?) Eddy Grant の
Electric Avenu にはまっていたことを思い出しました。
ここでの演奏はスローテンポでカバーしており、
これはこれでアリだな。
そして、最後は、Dead & Co では演奏しない
Turn On Your Love Light で締めているので、
Dead Heads も喜んだことでしょう。
彼らオフィシャル映像は
YouTube で沢山観られるので、
気になった方は、チャックしてみてください。
特に、クリスマスに Rockefeller Center の屋上で
演奏している Goosmas は演奏も良いし、
映像がとても綺麗なので必見です。
私にとって、この映像を観たことが
彼らの音や映像を集め始めるきっかけとなりました。
Set:
Time to Flee, Green River {1}, Yeti, Drive {2} ,
The Way It Is {3}, Hot Tea, All I Need {4} > Electric Avenue {5},
Turn On Your Love Light {6}
Coach’s Notes:
{1} Creedence Clearwater Revival
{2} Shama Lama Ding Dong teases
{3} Bruce Hornsby
{4} Slow & melodic version of All I Need
{5} Eddy Grant
{6} Bobby Blue Bland
Gone Tomorrow [Book]
Gone Tomorrow
Writer: Lee Child
Source: Kindle(講談社)
Price: 1,100円*2
★ 7.8
アメリカでは、24 作リリースされている
人気小説ジャック・リーチャーシリーズ。
本作は、2003年、13作目で、
1 作目のキリング・フロアーに次ぐ人気を博したようです。
キンドル版で 12 月にリリースされたので購入してみました。
1作目は、トム・クルーズ主演、
アウトローという邦題で映画化され、か
なりのヒット作となりました。
私も、これでジャック・リーチャーを知り、
シリーズのうち何作か読んだのです。
そして、読む物に迷った時には、
このシリーズか、マイクルコナリーのボッシュシリーズ、
ジェフリーディーヴァーのリンカーン・ライムシリーズ
に頼ればハズレが少ないのです。
中でも本作は、作品ごとに完全に完結しているので、
ジャック・リーチャーの性格さえ知っていれば、
どの作品から読んでも、違和感を感じないのも良い点。
本作も、よく練られた物語で、
ド派手なアクションシーンは、ラストぐらいですが、
そこに辿り着くまで、色々と楽しめる仕組みになっています。
ただし、ひとつだけ自分で推測しなければならないことがあり、
そこのモヤモヤ感をどうしたらよいものだろうか。
これも著者の狙いなのだろう。
今、Amazon では、
このジャック・リーチャーシリーズの
ドラマ化が進んでいるようです。
映画には「動機」がある [Book]
映画には「動機」がある
Writer: 町山 智浩
Source: Kindle 集英社
Price: 814円
★ 6.3
「最前線の映画」に続いて読んでみました。
こちらも、よく背景を調べている。
特に監督については、実生活まで調査して、
それが作品にどう影響を与えているのかまで考察していた。
とても時間をかけて一つひとつの作品を分析しています。
音楽、本にも詳しく、やはりプロだからこそ、
ここまで書けるのだと思う。
これで食べていくなら、
当然の作業かもしれないけれど、
好きじゃないと中々出来ないことだ。
私は、映画も音楽も小難しいことは
ひとまず横に置いておいて、
ただ楽しむだけでいいな。
映画も音楽もそうだけど、
それを生活の糧にしようと思った時点で、
作品を楽しめなくなってしまう。
趣味の延長線上にある程度が良いと思うのです。
The Puppet Show [Book]
The Puppet Show
Writer: RM.W. Craven
Source: Kindle ハヤカワ・ミステリ文庫
Price: 1,156円
★ 7.3
イギリス・カンブリア州出身の作家。
軍隊、保護観察官の職を経て 2015 年に作家デビュー。
2018 年に発表した本作で、
英国推理作家協会賞最優秀長篇賞ゴールドダガーを受賞した。
著者の作品、初めて読みましたが、楽しめました。
犯人に行き着くまでの過程は色々と趣向を凝らしていて、
次から次へと様々な角度・視点で情報を集めていきます。
古典的な考え方と、現代の科学を駆使しして、
百戦錬磨のベテラン刑事と現場は知らないけど
すば抜けた明晰な頭脳と最新鋭の機器を使いこなす
大学出の若い女性が、お互いをフォローして、
犯人を探り出していく物語。
バディものとして、このコンビの活躍は、
今まで、ありそうでなかった形なのかもしれません。
本作は映画化が決まり、
このシリーズはすでにこの他、
2 作が出版されています。
Blake Shelton / Fully Loaded: God’s Country [Music]
Blake Shelton
Title: Fully Loaded: God’s Country
Produce: Scott Hendricks
Recoded: Ocean Way Studios, Nashivvle,TN
Photography: Andrew Eccles
Runtime: 43min
★ 6.1
Wowow で放送されている
Voice の審査員の1人でもある
カントリーシンガー。
昨年、YouTubeで演奏を聴いて
声質が気に入り、購入してみました。
どカントリーではなく、
ロック寄りなカントリーでした。
本作は可もなく不可もなしという印象。
もう 1 枚同時に購入した
“Reloaded: 20 #1 Hits”の方が
彼の魅力が伝わりました。
No.1 になっている曲がズラリと並んでいるわけで、
それらの曲は、やはり1位を取れる魅力があるわけで、
こういうベストアルバムを購入するのはありだなと思うわけです。
なぜか昔は、ベスト盤を買うのは、
真のファンではないとされる風潮が
日本にはありましたが、
そのアーティストを広く浅く知りたければ
まずはベスト盤を買うのも、私はありだと思います。
Pet Sematary [Movie]
Pet Sematary
Directors: Kevin Kölsch, Dennis Widmyer
Writers: Stephen King (based on the novel by),
Matt Greenberg (screen story by)
Stars: Jason Clarke, Amy Seimetz, John Lithgow
Runtime: 1h41min
★ 6.5
昨年、劇場で鑑賞できず、今回、
Wowow を録画して鑑賞しました。
Stephen King 原作で、
オリジナル作品ががどんなものだか忘れてしまったのですが、
このリメイク版、中々楽しめました。
R15+で、観ている者を驚かせるタイミングも良いし、
全体的に巧く緊迫感を表現していた。
ただし、前半が少しだらけている割に、
後半の慌ただしい展開は、
テンポが良いと言えばそれまでですが、
もう少し時間をかけて良いのではないかなと思う。