Grateful Dead / Listen To The River: St. Louis '71 '72 '73

Grateful Dead
Title: Listen To The River: St. Louis '71 '72 '73
Produce For Release: David Lemiux
Recorded: Rex Jackson (CDs1-5), Owsley Stanly(CDs6-14), Kidd Candelario (Cds15-29)
Package Design: Rory Wilson
Photos: Dan, Fong, Bob Marks, and More
Limited Edition: 03619/ 13,000
Price: $199.98 ( 20CD )
Runtime: 21h22min



↑ いつもように、送られてくる時の段ボールにもデザインがあるので、捨てられず、部屋を占領していく。

1971/12/09 - Fox Theater St. Louis (2CD)
1971/12/10 - Fox Theater St. Louis (3CD)
1972/10/17 - Fox Theater St. Louis (3CD)
1972/10/18 - Fox Theater St. Louis (3CD)
1972/10/19 - Fox Theater St. Louis (3CD)
1973/10/29 - Kiel Auditorium, St. Louis (3CD)
1973/10/30 - Kiel Auditorium, St. Louis (3CD)




今年の Box Set は 20 枚組、
71〜73年 St. Louis公演を集めた音源集です。
音質は、まだ全部聴ききれていませんが、
Very Good だと思います。
演奏は、そこそこかな。
Release するぐらいなので、
その程度の質がある演奏だと思います。



Box は 2 重構造で、カバーの箱から
中身を取り出し、中箱の側面に上下合わせて
4 つの仕切りに CD と Booklet が入っているが、
これが、まあ取り出し辛いので頭にくる。
中身を取り出して別に保管だな。



指で摘んで引っ張り出せないので、
箱を逆さにしないと CD が出てこないのだが、
聴きたい CD 以外の箇所を手で押さえないと、
全部 CD が飛び出してくるという相当に面倒な作り。
この辺のことをデザイナーは気付かないのか不思議だ。

また、送料が$10と安いと思ったら、
久しぶりに追徴 1,200 円があった。


おまけはこんな感じで、
バンダナ、パッチ、ステッカーです。

音源は、何日か分は、日別に売られているので、
興味のある方は、Set List の気に入った日を
購入す流ことも出来ます。

Enjoy !

Michael Mcdonald / Soul Speak

Michael Mcdonald
Title: Soul Speak
Produce: Simon Climie
Photography: Danny Clinch
Source: 1Disc
Runtime: 57min
★ 6.3


この盤は、日本盤リリースが
見送られたそうですが、
こうして 1,000円で購入できる
企画は素晴らしいです。



今回は Motown のカバー集ではなく、
Van Morrison の Into the Mystic、
Leonard Cohen の Hallelujah、
Bob Marley の Redemption Song
などをカバーした作品になっています。

思わずニンマリしてしまう、
私好みの曲のが収録されています。

2008年にリリースされた、
チャートは 12 位 を記録しました。

Michael Mcdonald / Motown Two

Michael Mcdonald
Title: Motown Two
Produce: Simon Climie
Recoded: Bingham Bend Studios, Franklin,TN
Source: 1Disc
Runtime: 50min
★ 6.8

これも1,000 円シリーズ。
2004 年にリリースされた
モータウンカバー集の第2弾です。

1 作目より肩の力が抜けた感じで、
より彼らしさを感じさせてくれる
作品となっています。



本作には、
What's Going On、Mercy Mercy Me
などの名曲を収録しており、
チャート第 9 位を記録しました。

こういう作品は、
リリースから年数が経っても
決して色褪せることのない音楽なので、
これから先も、聴き続けられることでしょう。

The Last Duel

The Last Duel
Director: Ridley Scott
Writer: Nicole Holofcener
Stars: Matt Damon, Adam Driver, Jodie Comer
Runtime: 2h32min
★ 7.7

フランス 100 年戦争時の実話を
Matt Damon、Adam Driver、Jodie Comer
という 3 人の俳優主演で、
Ridley Scott が監督した作品です。



Ridley は、黒澤の羅生門を参考にしたらしい。
それは、この 3 人のそれぞれ視点で
ひとつの出来事が語られていくということであり、
主観と客観を実に巧く表現した作品になっていた。
最初の視点は、Matt Damon。
ここで大方の流れが語られるので長めの演出となるが、
その後はテンポを上げて、3人の関係性が語られていく。
その駆け引きと 3 人の性格が交錯して、
観客の主観と客観も交錯していく。



Ridley Scott の作品は、
いつも強い女性が登場するが、
本作の Jodie Comer は、腕力の強さではなく、
精神力の強さを表現しており、
彼女の勇気ある行動を
現代の女性へのメッセージとしてして受け止めて欲しい。
舞台衣装も素晴らしかった。

Candyman

Candyman
Director: Nia DaCosta
Writers: Jordan Peele
Stars: Yahya Abdul-MateeII,
Teyonah ParrisNathan, Stewart-Jarrett
Runtime: 1h31min
★ 6.5

92 年(当時、続編が 2 作製作されています)
の続編と言ってもよいと思う作品でした。
実際に、92 年でメインの物語になっていた話が
本作では都市伝説として登場するけど、
真実が少しずつ歪められて後世に伝わっていく。
そうしたことの負のループがこの世の中で繰り返される。



そして、近年、人種差別の問題を取り上げた作品が
上手くいくということを逆手にとった自虐的な
風刺の効いた設定も Jordan Peele ならではかな。



監督は、Little Woods というデビュー作の評判がよく、
本作を撮り、次回作がなんと The Marvels という
女性監督で、Little Woods の表現方法には劣るけど、
本作では作品の持つ不安定さを逆に正確にはっきりと
撮影した映像を使うことで表現していた。
ホラー作品として観ると物足りなさがあるけど、
本作はホラーとして観るのではなく、
人類への警告映画として見て欲しい。

Dune: Part 1 (IMAX)

Dune: Part 1
Director: Denis Villeneuve
Writers: Jon Spaihts,Denis Villeneuve
Stars: Timothée Chalamet,Rebecca Ferguson, Zendaya
Runtime: 2h35min
★ 7.2

1970年代にアレハンドロ・ホドロフスキーが
10 時間以上の大作映画構想を企画するが
製作は中止にされ、2013年なってやっと
その製作過程は「ホドロフスキーのDUNE」
として 公開され、当時の関係者の話を聞くことができる。
そこで関わった多くのスタッフが、
その後の SF 映画に大きな影響をもとらしている。
84 年にはデイヴィッド・リンチが映画化した。



そして、今回、本当の意味でこの SF 大作が
Villeneuve の手により素晴らしい映像作品として登場した。
IMAX で鑑賞するのに相応しい圧巻の映像美でした。
物語も大河ドラマ風に巧くまとめていた。
また、音響も素晴らしい。
シーンによっては、ヴォーカルのある音楽を使い、
そのシーンをより鮮明に印象付ける。
ハンス・ジマー、流石である。



監督は、次作作も撮りたいと言っており、
タイトルも Part1 が付いていた。
少なくともあと 2 作は作らないと物語は
終わらないんじゃないかな。



それにしても宇宙船はみんな面白い形で、
トンボみたいな飛行機は最高にウケる。
そして、メッセージに登場したバカウケタイプの物も見かけられた(笑)。



IMAX 特典はポスターとステッカーでした。
( そう言えば、007 の特典欲しかったけど、
私の行く劇場はなにもなかった Suck )

Michael Mcdonald / Motown

Michael Mcdonald
Title: Motown
Produce: Simon Climie
Recoded: Ny.L.A.,Nashiville,USA Nice,France
Cover Photo: Michael Wilson
Source: 1Disc
Runtime: 57min
★ 6.2

昔は、Michael Mcdonald は
あまり好みではありませんでしたが、
大人になり、彼のサウンドも聴けるようになり、
1,000 円シリーズでリリースされたので購入してみた。



Motown の曲をカバーした作品です。
彼のやりたかった音楽がここに詰まっているのだと思います。
Motown の音を知らない方には
入門編になるのではないでしょうか。

本作は、2003 年のチャートで
第14位を記録しています。

今年は、Doobie Brothers に復帰して
只今、Tour 中でございます。

Finding Steve Mcqueen

Finding Steve Mcqueen
Director: Mark Steven Johnson

Writers: Ken HixonKeith Sharon

Stars: Travis Fimmel, Rachael Taylor, Forest Whitaker
Runtime: 1h32min
★ 7.5

少し前に、Wowow で鑑賞した作品です。
邦題 Vanishing’72 に騙されて観たけど、
私好みの作品で、実話というから驚いた。

主人公は Steve Mcqueen に憧れていて、
GTO に乗り 8 トラックテープを
デッキに入れる瞬間、James Gang だとわかり、
流れた曲が Funk 49 でニヤリ。

Bar の Juke Box はハイ・フェデルティ製、
劇中に出てくる映画の作品名、70 年代の街並み、服装
これらを観ているだけでも楽しく、ニンマリ出来るし、
製作者の映画愛を感じる作品でした。
人も死なないし、愛を感じて下さい。

Brandi Carlile / In These Silent Days

Brandi Carlile
Title: In These Silent Days
Produce: Dave Cobb & Shooter Jennings
Recoded: Historic RCA Studio A, Nashiville,TN
Runtime: 39min
★ 7.2

Dave Matthews の前座で、
一度だけ彼女の生の声と演奏を聴いてから
お気に入りに仲間入りした Brandi Carlile の新作です。



いつの間にか、姉御的な貫禄も備わって来て、
一時、メリサ・エスリッジが担っていた役割を
今は、彼女が務めているような雰囲気です。
前作同様に素敵な作品です。
彼女の作品は、恐らく、
詩の内容が女性に評価されているのだと思います。

Shooter Jennings が
Produceと Piano で参加していました。

Steely Dan Band / Donald Fagen’s The Nightfly Live

Steely Dan Band
Title: Donald Fagen’s The Nightfly Live
Produce: Patrick Dillett & Donald Fagen
Venue: The Beacon Theatre & Orpheum Theater
Recoded: Michael Conner
Runtime: 39min
★ 7.0

2019 年の音源。
昨日、紹介した Live と同じメンバーでの演奏。
Donald Fagen の The Nightfly
を再演した Live 盤です。
これはまた音質は完璧です。



Steely Dan のライブを聴いて、
続けてこのライブ音源を聴いて
２ 枚組 CD だと思えば、
お互いの収録時間の短さを
幾分、帳消しにしてくれると思います。

でも、やはり完璧過ぎて面白みに
かける演奏だと思うのです。
私は、Live は Liveとして違うものを
期待してしまうのです。