Flag Day / Original Soundtrack

Flag Day / Original Soundtrack
Producers: Eddie Vedder, Glen Hansard, More
Recoded: Jumpsite Studio
Runtime: 48min
★ 7.2

Sean Penn が娘と初めて共演した作品のサントラ。
サントラの方でも Eddie の娘の Olivia Vedder が
テーマ曲を歌っています。
その他、Eddie Vedderと仲の良い
Glen Hansard の曲や
Cat Power の曲も収録されています。



どの曲も素敵な曲で、これを聴いたら
Sean Penn 主演の作品だし、
映画も早く観たいという気持ちになります。

CD は Ten Club で購入し
(多分アマゾンで購入した方が安いと思います)、
CD の到着は11月17日でしたが、
8月20日には先行で Flac DL させてくれるという
素晴らしいサービスがありました。

Bruised

Bruised
Director: Halle Berry

Writer: Michelle Rosenfarb

Stars: Halle Berry, Adan Canto,Sheila Atim
Source: Netflix
Runtime: 2h09min
★ 6.2

Halle Berry が監督と主演を務めた作品。
物語としては、もう語り尽くされてきた内容。
総合格闘技の選手として、
1人の女性の生き様を描いた作品でした。



2 時間を超えるという上映時間で、
肝心の格闘シーンはか少なく、
退屈なシーンも多いのだが、
何となく、最後まで観てしまった。

これは、やはり Halle Berry
が演じているからだろう。
これが二流三流の女優さんなら、
途中で観るのをやめていたかもしれない。

音楽は、Just The Two Of Us、
Hallelujah が効果的に使われていました。


Rockonamics

Rockonamics
Writer: Alan B. Krueger
Release:ダイヤモンド社
Source: Kindle
Price: 1,573円
★ 6.7

オバマ政権時代に大統領経済諮問委員会（CEA）の委員長を務めた、
経済学者(労働経済学)の Alan B. Krueger が書いた経済学の本。
かなり昔にこのページで紹介している
「グレイトフルデッドにマームティングを学ぶ」、
「グレイトフルデッドのビジネスレッスン」の 2 冊と
同じような内容ですが、本作は、音楽業界全体を網羅した
音楽業界の経済について色々な角度からの考察が書かれています。

私にとっては、音楽に対してどんな感じで
お金を使っているかを確かめられる内容だったし、
著者は Bruce の Fan のようだし、
当然、Dead ( Phish、DMB も)の話も出てくるので、
興味を持って読めました。

昔は、新作を売るために Tour に出ていましたが、
今や、Tour に出て Ticket の売り上げと
関連グッズで収益を上げないと生きていけない時代になり、
日本で CD が売れ続けていることは特殊なこととして
書かれていました。

nugs.net で、CDR から MP3 まで様々な形式で
ライブ音源が売られているのも現代の縮図なのでしょう。
アーティスト側も在庫を抱えなくてよいのですから、
ライブ音源も売りやすくなるし、
海賊盤の流通にも歯止めがかかるので一石二鳥です。
この辺のことは、本書には書かれていませんが、
PC の世界でも、ソフトを CD で購入することは少なくなり、
使用料を支払い自宅で DL して使う時代なので、
これらかも色々な分野に応用されるのでしょう。

そして、Dead は、ここで語られる前から自然と
音楽業界の最先端をいっていたことがよく分かります。
難しい経済学の言葉揉む少なく、数式もないので、
誰にでも取っ付きやすい内容ですが、
この業界の仕組みを他の分野でどう活かすのかや、
結論じみたものが語られていないのは残念でした。
そして、残念ながら、著者はこれを
Release してから亡くなられたようです。
合掌。

Bruce Springsteen / The Legendary 1979 No Nukes Concerts

Bruce Springsteen & The E Street Band
Title: The Legendary 1979 No Nukes Concerts
Date: 1979.09.21-22
Venue: Madison Square Garden,NY
Produce: Bruce Springsteen
Recorded: David Hewitt
Mixed: Bob Clearmountain
Photography: Joel Bernstein, Richard E. Aaron
Source: 1Bly-ray, 2CD
Runtime: 1n30min
★ 9.2


42 年経ち、この映像が観られたことに感謝。
当時、3 枚組の No Nukes の LP を
Cassette に録音して聴いていましたが、
聴くのは、毎日 Bruce の Stay と Detroit Medley ばかり。
当時、Bruce の Live 音源など手に入らないので、
こればかり聴いていました。



また、このドキュメンタリー映像に
収録されていた The River の映像を
初めて観たのは、
Best Hit U.S.A. で放映された時だ。
( 今回の The River は 2 日目の映像、
かつての恋人　リン・ゴールドスミスを見つけ、
思い出せるなと言い、多分、次の日が Bruce の
30歳の誕生日だから持っていただろうケーキを
取り上げ、客席に放ってしまった。このシーンを
使うことはなかったのにと思う )
Video Clip になっていた Rosalita (Come Out Tonight)
も同時に放映され、この 2 曲を録画した Video を
どれだけ観たことだろうか。



Quarter To Three は、
ダイジェストで少し観たことはあるが、
今回の映像で全てを観ることができた。
当時、これらの曲を機に、
ミッチーライダー、ゲイリーUSボンズを
知ることになり、彼らの Record を
購入するきっかけにもなりました。


↑ ドキュメンタリー映画 VHS パッケージ。DVDRにして観ています。

No Nukes は 5 日間行われ、
そのうち 2 日間で Bruce がトリを務め、
今回の映像は、その 2 日間で演奏した
13 曲全てを観ることができるように編集されています。

映像も綺麗だし、音も素晴らしい音に
編集されていると思います。
撮影は Concert Crew が行ったようです。

すでにこのページで紹介していますが、
音源だけは Official Archive で
2 日間の完全がリリースされています。


番外編

LP は輸入盤を購入したので、
後から到着しました。
ちなみに Blu-ray & CD には、
Amazon 特製デカジャケが付いていました。

Gov't Mule / Heavy Load Blues Deluxe Edition

Gov't Mule
Title: Heavy Load Blues Deluxe Edition
Produce: Warren Haynes & John Paterno
Photography: Jay Sansone
Painting: Jeff Anders
Source: 2CD
Runtime: 2h09mim
★ 7.1

Blues Album なので、
購入しようか迷っていましたが、
2 枚組で廉価だったので、結局は購入してしまった。

しかし、いつもの Mule よりも聴きやすかった。
これは Blues を忠実に演奏しているせいか、
逆にさっぱりとした感じに仕上がっていた。



今の時代に、本作がどれたけ売れるのかな。
ライブをやらないと儲からない時代だから、
新作をリリースしてツアーに出るということなのでしょう。

Disc 2 は、未収録 5 曲、Version 違い1曲、
Live 2 曲が収録されている Deluxe Edition です。

Dragged Across Concrete

Dragged Across Concrete
Director: S. Craig Zahler

Writer: S. Craig Zahler

Stars: Mel Gibson,Vince Vaughn,Tory Kittles
Runtime: 2h38min
★ 6.7

本作も劇場で見流した作品。
ここのところ何作か観た Mel Gibson 主演作品は、
半端な役柄が多かったけど、本作は、
完全に主人公で 2 時間半の作品なので
彼の Fanとしては堪能できるのだが、
やはり、若い頃の圧倒的な強さが感じられないのが残念。



物語を丁寧に、一人ひとりの役柄、ワンシーン、
ワンシーンをゆっくりと描き過ぎていて、
この間が大変な長さなのです。
(これを止めれば 90 分の作品になる)



終盤は、かなりグロいアクションシーンもあるし、
そのシーンの描写は中々なものである。
本作は、主人公達の人生の葛藤を描いている作品なので、
アクションだけを期待している人は、
期待外れに終わるかもしれません。
ちなみにこのポスターで Mel が持っている銃は、
リーサル・ウェポンのリッグスが
持っているベレッタM92Fと一緒です。

My Morning Jacket / My Morning Jacket

My Morning Jacket
Title: My Morning Jacket
Produce: Jim James
Recoded: 64 Sound, Highland Park, CA
Artwork: Robert Beatty
Photography: Eric Mayers
Runtime: 1h01min
★ 7.5

Jim James 曰く、MMJ でやりたい事はやり尽くし、
燃え尽き症候群的なところがあったようですが、
何かを見つけ、考えを改めて、
本作を制作したようです。
Album のタイトルもバンド名としているので
心機一転というところなのだと察します。



それでも、本作は基本的に、
相変わらず Jim James のヴォーカルがとても気持ち良く、
ハードな曲とソフトな曲がバランス良く納められており、
これまでの MMJ のサウンドが踏襲されている作品だと思います。

Jake Shimabukuro / Jake & Frinds

Jake Shimabukuro
Title: Jake & Frinds
Produce: Jake Shimabukuro, Van Fletcher, Ray Benson
Photography: Coleman Saunders
Runtime: 1h18min
★ 9.5

よくもここまで私好みの豪華なアーティスト
を集めたものだと Jake の人脈に感嘆しました。



彼との繋がりの理由が分かるアーティストが大半だけど、
Billy Strings, Bette Midler, Jon Anderson
あたりの繋がりは、自分の持っている情報にはないけど、
それだけ Ukulele 界を代表する世界的なアーティストに
なったという証なのだと思います。

1 曲目から Jackと Paula の声に癒され、
次は、Sonny Landreth のギターと絡み
Lukas Nelsonとは、
私の大好きな彼の曲 Find Yourself を Play。
その後も、Stardust、The Roes, Get Together
という大好きな曲たちが登場します。
78 分間、Jake 素晴らしいすぎますよ。

ちなみに日本盤は、DVD も付いた 2 枚組のようです。



Friends:
Jack Johnson, Paula Fuga,
Sonny Landreth, Jimmy Buffett,
Kenny Loggins, Billy Strings,
Lukas Nelson, Warren Haynes,
Amy Grand, Vince Gill,
Michael McDonald, Moon Taxi
Jon Anderson, Asleep At The Wheel,
Willie Nelson, Bette Midler,
Jesse Colin Young, Ziggy Marley.


番外編

先日のBilly String の　Pittsburgh 公演に
Jake が出演し、本作にも納められている
Smokin' Strings を Play しました。
また Jake は YouTube で、
この曲の録音風景をアップしています。

Summer of Soul (...Or, When the Revolution Could Not Be Televised)

Summer of Soul (...Or, When the Revolution Could Not Be Televised)
Director: Questlove
Stars: Dorinda Drake, Barbara Bland-Acosta, Darryl Lewis
Runtime: 1h58min
★7.0

今夏、劇場で公開されていた作品がもう Wowowで放映されました。
本作は、ウッドストックと同じ1969 年の夏に、
160 キロ離れた場所で行われた音楽フェスティバル
「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」に
スポットを当てた音楽ドキュメンタリーです。



ブラックミュージックのスター達が集まり、
何週にも渡り、ハーレムの公園で行われ 30 万人以上が参加しながらも、
その様子を記録した映像は 50 年間も地下室に埋もれたままになっていました。
当時、資金がなくてライティング設備を設置できなかったので、ス
テージの設置位置を工夫して、太陽光だけで撮影されている。
しかしながら、とても鮮やかな映像で、衣装も派手な色が多いので、
余計に鮮明な画像となっています。



Questlove が初監督を務め、黒人の歴史や文化、
ファッション、音楽の大々的な発表の場となったこのフェスティバルを
貴重な映像や当時のインタビュー、そして 50 年の時を経て
この映像に初めて触れる当時の参加者たちの証言を
交えながら描き出しています。



当時のアーティストは、既に音楽で世の中を
ひとつにしようと奮闘している。
音楽の持つバワーを 50 年前から、平和の武器として使ってきた。
この映像は、まさしく、時代が動き出した瞬間を
捉えている貴重なフィルムでした。
そして、残念なことに、今でも世の中は改善されておらず、
当時の歌の多くが今でも意味を
持ち続けていることに悲しさを感じてしまう。

番外編
この作品から音楽だけを抜き出した
ヴァージョンもあったらいいのになと思うのです。

Destroyer

Destroyer
Director: Karyn Kusama

Writers: Phil HayMatt Manfredi

Stars: Nicole Kidman, Toby Kebbell, Tatiana Maslany
Runtime: 2h01min
★ 6.2

ちょうど 1 年前に日本公開された作品。
今週末は劇場公開で観たいものがなかったので、
この見逃していた作品を
Wowow で録画していたので自宅にて鑑賞。

Nicole Kidman 主演と知っていなかったら、
冒頭のシーンから彼女だとは
分からないほどのブサイクメイキャプ。
その後の彼女の演技も中々のもので、
これまでにない彼女の一面が観られる作品でした。



刑事物ですが、ほとんど派手なアクションはなく、
ずっと彼女の内面を現在と過去を織り交ぜて描いている。

L.A. が舞台ですが、その風景の色合いなども
一種独特な世界観があり、描く人によっては、
こういう L.A.にもなり得るのだ。



残り1/3から急激に物語が動き出すが、
それまでは退屈といえば退屈な展開でし、
後から振り返り、伏線回収がなされてないシーンや、
腑に落ちないてんもあるのですかぜ、
諦めずに最後まで観て下さい。
そこに何かがあります。

番外編
音楽ネタは会話で、
"Dire Straits が好き"、"Pink Floyd じゃなくて"
といったやり取りがありました。