Record Rack

これまで、兄が作った CD Rack
や Table をご紹介してきました。





先日、Record Rack を発注したら、
すぐにこれ ↑ を作ってくれました、ありがたい。


この CD Rack も紹介していなかったと
思うのでアップしておきます。

Steely Dan / Gaucho (SHM-CD)

Steely Dan
Title: Gaucho
Produce: Gary Kaitz
Recoded: Soundworks,Y.Y.C.
Photography: Rene Bum
Source: SHM-CD

なぜ、今更、Steely Dan の
"Gaucho"なのと思われるでしょう。

先日、中古盤でこのアルバムの
SHM-CD 盤が廉価で売られていたので、
購入したからです。

私は、これらの音質については、
とても疎いのですが、どれどれと聴いてみたら、
まあ、確かに普通の CD を聴くよりは、
良い音質だということぐらいは分かりました。

もっと良い音質と言われているのが、
MQA という技術だということも最近知りました。

この技術は、イギリスで開発された最新のエンコード方法で、
巨大なハイレゾのファイルを CD に収録できるまでの
大きさに折り畳むのだそうです。

そして、折り畳んだファイルを“広げる”のは、
CD 規格に準じているので、そのまま 普通の
CD デッキで再生することができ、
リッピングも可能だそうです。



私は、まだこの技術の CD を 1 枚も購入していないのですが、
普通の CD デッキで聴いただけでも音の違いを楽しめるのなら、
それはとても凄い技術だと思うのです。

良い音を再現できる秘密は、時間軸情報の精度が向上しており、
MQA でエンコードすることによって、
デジタル変換に伴う時間的な音の滲みがクリーニングされ、
2ch 音源がより 3D 的に表現されからだそうです。
今後、MQA 仕様の CD を 1 枚購入して聴いてみたくなりました。

この世界に詳しい方は、今頃、
何言ってるのと思われることでしょうが、
本日は、CD の音質の進化について、
ちょっと書いてみました。

私が言わなくても、みなさんご存知だと思いますが、
ちなみに本作は、とても良い作品です。

Grateful Dead 7"Singles Collection & Bob Dylan's New Song

今年で 4 年目となる
Grateful Dead 7"Singles Collection。



シリーズ 13 作目は、
Dancin' In The Streets と Terrapin Station
のカップリングです。

このシリーズの楽しみは、
ジャケットのデザインです。

このシリーズがいつまで継続するか分かりませんが、
いつかは、全てのジャケットを並べて飾りたいと思うのです。




Bob Dylan が "Murder Most Foul"
という新曲を発表しました。

これがどういう曲なのかというと約16分の作品で
ひたすら 63年11月22日に、
テキサス州ダラスでパレード中に銃撃され、
暗殺されたジョン・F・ケネディの死に対して
その思いを綴ったものです。

その思いは、ケネディの大統領という役職や人柄を
綴っているのではなく、ただひたすらに、
ケネディの死に対する心象を語るものです。

無料で聴けますので、聴いてみてください。

Dylan が示すこの曲の真の意味は如何に。
答えは、風に吹かれています。

私にはマントラのように聴こえ、
1 度聴いただけで、
少し洗脳されてしまったような気がします。
それが 彼の真の狙いなのか(笑)。

Grateful Dead / June 1976

Grateful Dead
Title: June 1976
Date & Venue:
Boston Music Hall, Boston, MA 6/10/76
Boston Music Hall, Boston, MA 6/11/76
Beacon Theatre, New York, NY 6/14/76
Beacon Theatre, New York, NY 6/15/76
Capitol Theatre, Passaic, NJ 6/19/76
Sourced: Two-Track Master Tapes
Recorded: By Betty Cantor-Jackson
Mastered in HDCD: Jeffrey Norman
Individually Numbered, Limited Edition of 12,000
★ 7


今年最初の Box Set は、
76 年 6 月に行われた 5 つの Show の音源。



Boston Music Hall は 4 日間のうちの 2 日間、
Capitol Theatre は、3 日間の最終日の音源が
リリースされました。

先日、話題にした録音は、
Betty Cantor-Jackson です。

ほぼ 5 日の音源を聴き終わりました。
Set List で、この時期によく演奏していた
曲の傾向がよく分かります。

今の Dead & Co などでは演奏されない、
Might As Well や
Lazy Lightning > Supplication などは、
この時期のお気に入りだったのでしょう。



5 日間、どの演奏を聴いても
アベレージ的な演奏だと思います。

パッケージは、小ぶりな Box なので、
置き場にはさほど困りませんが、
今や、Dead 関係の箱が部屋で
積み重なっている状態です(笑)。

箱を見えるように置けるラックが欲しいので、
今の棚を整理してみようかとも思いますが、
ブツが多過ぎるので、新たな箱が届くたびに、
何かを捨てていかないとね、と思うのです。

Bruce Springsteen / 2014.02.05

Bruce Springsteen
Date: 2014.02.05
Venue: Perth, AU
Source: MP3(＄9.95)
★ 7

2014 年の Tour 音源は、
全てオフィシャルで入手可能。

なぜ、改めてこの日の音源を購入したかというと、
先日、YouTube で、この日の約17分におよぶ
"Kitty's Back" の演奏を観て、音源が欲しいと思ったから。

そして、Mac の前に座り、ボタンを押して
この日の音源を入手しました。
欲しいなと思ってから、1分で希望の日の音源を
マイルームで聴けるって凄い世の中です。

昔は、血眼になって探した Bruce の音質の良くない
ライブ音源が、今や、高音質のオフィシャル音源が、
こんなに簡単に聴くことが出来るのですから、
文明の力に感謝です。

Phish / Sigma Oasis

Phish
Title: Sigma Oasis
Produced by Phish and Vance Powell
Recorded by Vance Powell, Michael Fahey, Ben Collette, Jared Slomoff
Mixed by Vance Powell at Sputnik Sound
Mix assisted by Michael Fahey
Mastered by Pete Lyman at Infrasonic Mastering, Nashville TN
Recorded at:
The Barn, Vermont
Sputnik Sound, Nashville TN
Brighter Shade Studios, Atlanta GA
Flux Studios, New York NY
String Arrangements by Don Hart
Photography by Rene Huemer
Source: Flac HD (＄15.99)
★ 9

昨日、デジタルで、
彼らの 14 作目をリリースしてくれました。

これらの曲は、ライブ演奏ではすでに
取り上げられている曲たちなので、
私にとっては、全て聴き慣れた曲ですが、
スタジオ録音では、以前から
ストリングスやバックコーラスを
取り入れて曲を作るので、
ライブ演奏とはひと味違う趣を持った曲となるので、
新鮮な気持ちで曲を受け入れることが出来るし、
これがまた良い感じなのです。

Thread は昨年、私が観た Fenway Park で
演奏したのが最後の演奏になっていますが、
個人的には収録されて嬉しかった曲です。

A Life Beyond The Dreamも
昨年、Ghost Of Forest での演奏を聴いてお気に入りに。

とにかく、本作、すべての曲が好きだな。
とても良い作品ですので、皆様もご賞味ください。

収録曲
1 Sigma Oasis
(Anastasio/Marshall/Herman)
2 Leaves
(Anastasio/Marshall)
3 Everything’s Right
(Anastasio/Marshall)
4 Mercury
(Anastasio/Marshall)
5 Shade
(Anastasio/Marshall)
6 Evening Song
(Anastasio/Marshall/Herman)
7 Steam
(Anastasio/Marshall)
8 A Life Beyond The Dream
(Anastasio)
9 Thread
(Anastasio/Marshall)



Additional Musicians:
David Davidson (conductor/violin)
David Angell (violin)
Karen Winkelmann (violin)
Kristin Wilkinson (viola)
Conni Ellisor (violin)
Carole Rabinowitz (cello)
Justin Levy (vocals)
Tasha DeNae (vocals)
Jaymee Rodriguez (vocals)
Shaunise Brown (vocals)
Noah Denny (percussion)

Stone Temple Pilots / Perdida

Stone Temple Pilots
Title: Perdida
Produce: Stone Temple Pilots
Recoded: BOMB SHELTER STUDIOS, Sourth Pasadena,CA
Cover Photo: Charles Leutwiler
★ 7

本作も、家族が購入したので聴きました。

遠い昔、このバンドの"Creep"という曲にどハマりしました。
多分、ハワイイに滞在していた時に、
ラジオをつけても、TV をつけても、
この曲が流れており、
帰国後、すぐに CD を購入した記憶があります。
それは、当時のスコット・ウェイランドの Vocal、
歌い方や声も好きだったからだと思います。



本作は、すでに違うヴォーカルですが、
全編、アコースティックということで、
とても聴きやすく、すんなりと聴くことが出来ました。

スコット・ウェイランドだったら、
更に良かったのではと思いますが、
これはこれで、素敵なアルバムでしたので、
お薦めです。