Watkins Family Hour / Brother Sister [Music]
Watkins Family Hour
Title: Brother Sister
Produce: Mike Viola
Recoded: Boulevard Studio,Los Angeles,CA
Photography: Jacob Boll
★ 7
私が最初に彼らを知ったのは、
Jackson Browne の
"I'll Do Anything"の映像を観た時かな。
その後、このページでは、
GD の Brokedown Palace などを
カバーしたアルバムを紹介しました。
本作は、オリジナルアルバムで
全体的に Sara の Fiddle の音色が
優しさを伝えてくれ、
とても落ち着いた気持ちに
させてくれるアルバムです。
こうしたアーティストは、
大きく成功することはないのでしょうが、
私のような音楽ファンを喜ばさせてくれる
とても貴重な存在なので、
これからも注視していきたいと思います。
Joe Russo's Almost Dead [Dead]
Joe Russo's Almost Dead
Date: 2019/05/31
Venue: Eugene, OR
Source: nugs
Fee: Free
またまた、JRAD が 2 週間前ぐらいに
この 2 時間 51 分の Show を
Free DL させてくれました。
Joe Russo は Furthur の解散から
上手くこの Band を立ち上げて成功したと思います。
さほど大きな会場ではないけど、
いつも Dead Heads で満員となります。
こうして Dead の音楽は、
未来に受け継げられていくのです。
Dead & Co が解散したらもっと
JRAD のようなバンドが増えていくと思います。
Phil や Bobby の若手との積極的な交流が、
こうした 第二世代、第三世代の Band
という形になって継承されていくことは、
とても素晴らしいことだと思います。
私はどうしても、ギターの Hamilton の
容姿が生理的に馴染めないでいましたが、
最近は、毎週、YouTube にアップされる
Archive 音源で慣れました。
この音源を DL しなくても、
今や YouTubeで、沢山のライブを
観ることもできますので、ぜひ御賞味下さい。
Dark Waters / Richard Dansky [Book]
Crooked House [Movie]
Crooked House
Director: Gilles Paquet-Brenner
Writers: Julian Fellowes, Agatha Christie
Stars: Max Irons, Stefanie Martini, Glenn Close
Runtime: 115mins
★ 3
アガサクリースティーの最高傑作と
言われていたので観ましたが、
心底つまらなかった。
こんなに活躍しない探偵の設定で良いのか。
当然、物語は今回初めて知ったのですが、
最初、これ Knives Out と同じ話と思ってしまうほど
人物設定や屋敷の使い方などがすごく似ているということは、
Knives Out は、この作品をかなり参考にしたと思う。
Knives Out は、まあ観てもいいかもしれないけど、
本作、Crooked House は観るだけ時間の無駄だと
私は思います。
Kenny Chesney / Here And Now [Music]
Kenny Chesney
Title: Here And Now
Produce: Buddy Cannon,Ross Copperman & Kenny
Recorded: Blackbird Recoding Studios,Nashville
Photography: Danny Clinch
★ 7.3
いつも、Spring Break の時期に
新作をリリースする感がある Kenny。
今では、私も、毎年、この時期、
Kenny の新作を意識するようになってしまいました。
本当は、もっと早く届く予定でしたが、
このご時世なので、
我が家の到着は少し遅くなりましたが、
新曲は、YouTube でも聴ける時代なので、
フラストレーションはありません。
内容は、安定して聴けますとしか
伝えようがないです。
音楽的方向性に全く変化はなし、
変化を求めてはいないので、
本作もこれでいいのだ。
そして、写真は、先日紹介した
Danny Clinch でした。
こちらも安定して良い写真を提供してくれます。
Michael Jordan / Last Dance [NBA]
Michael Jordan: Last Dance
全 10 話
Source: Netflix
★ 8.5
アメリカのスポーツ専門チャンネル ESPN で
公開された Michael Jordan / Last Dance。
1997 - 98シーズンの NBA Chicago Bulls と
Michael Jordan を追った
全 10 話構成のドキュメンタリー。
米国外では ESPN での放送翌日に
Netflix で配信されました。
初回 2 話は ESPN で放送された
ドキュメンタリー史上最も視聴されたとのこと。
第 1 話、第 2 話の平均視聴者数は、
610万人(うち350万人が18〜49歳)でした。
私は、 第 2 話まで観た後、
先週末まで放置して
第10 話までを一気見しました。
本人の他、当時のチームメイト、
敵チームの主要メンバーなどが
登場し当時の一場面一場面を振り返る。
2 度目の 3 連覇を達成した 97-98 を主軸にして、
Jordan が Bulls に入団し、最初の 3 連覇までの
道のりも丁寧に描かれています。
バスケットに興味のない人が観ても
Michael Jordan という人物に
惹きつけられてしまうと思います。
彼が聖人君主だったとは思いませんが、
ただ、NBA の魅力、バスケットの魅力を伝え、
それに付随する経済の仕組みを
変えた人だということには間違いありません。
ドキュメンタリーは実に面白いです。
特に上手く編集されたものは格別です。
そういう意味で、
この作品を観ても損することはないと思います。
彼らを書く / 片岡義男 [Book]
彼らを書く
Writer: 片岡義男
Source: 光文社 (2020/4/21)
Fee: 2,200円
★ 6
81歳なんだな、片岡義男。
それでも、こういうテーマで
物を書いている姿勢に拍手だし、
いい歳の取り方しているなと感心します。
音楽的な考察では、
何点か誤りがあるようですが、
この本の主眼はそこではないので、
突っ込まなくてもいいんじゃない。
DVD とその主演者、
そこに存在する音楽に視点を
描くという発想に一票です。
このほかに、同じ題材で書けるアーティストはいるかな。
Neil Young、Tom Waits ?
でも、彼らと比較すると見劣りするかな
などと思いながら読んでいました。
映像からオリジナルの音源を漁るという作業も面白い。
彼らには、同曲でも多くのヴァージョンがあるから、
掘り出しもそこそこ時間がかかるし、
そこに楽しみがあると思います。
しかし、目を患ってからは、
紙の本を読むのが本当にしんどいのです。
読書が好きなのに辛いですよ。
これもデジタルになったら購入すれば良かった。
Bruce Springsteen / Live Series "Songs Of Summer" [Bruce]
Bruce Springsteen
Title: Songs Of Summer
Source: nugts.net
nugts に入会していると聴ける
ストリーミングサービスが、
YouTube でも聴くことができます。
これまでにリリースされた Archive 音源から
タイトルが示すとおり、夏をイメージさせたり、
夏を感じる曲をチョイスしたのでしょう。
nugts から音源を沢山買いますが、
ストリーミングサービスには加入していませんので、
曲順が分かりませんが、YouTube での並びから
1曲目の Blinded by the Light は、
アコースティックですが、とても夏を感じるし、
ピアノ演奏の Racing in the Street にも
いつもより明るく感じるので、
夏の夜風とこの詩の風景が浮かび上がります。
12 曲分は音源のジャケットをアップしてみました。
残り 3 曲分は、2016 年の音源ですが、
この年の音源は、全公演リリースされています。
流石に今ところ、2014 年、2016 年の音源は、
気に入ったセットリストやレアナ曲を
演奏しているしか購入していませんが、
これを機にコンプリートしようかな(笑)。
全 15 曲、皆さんも皆さんの感覚で夏を感じてみて下さい。
Bob Weir & The National "The Bridge Session" [Dead]
Bob Weir & The National
Date: 2012.03. 24
Venue: TRI Studios San Rafael CA
Source: YouTube
Runtime: 1時 58 分
以前から、YouTube でこの映像を
観ることができましたが画質が良くなかった。
今週、Weir Wednesdays の枠で
放映されるようでしたが、
ストーリミング放映のため(?)
YouTube を探しても見当たりませんでした。
しかし、昨日、誰かが YouTube にこの画像を
アップしてくれていたので、無事、
最高の画質で鑑賞することができました。
The National の来日チケット
を譲ってくれた方がいましたが、
結局、来日は中止になってしまい残念な思いの中、
改めて、この映像をゆっくりと鑑賞したら
とても素晴らしい演奏でした。
映像が悪いとあまり観る気がしないので、
全体をゆっくり観たのはこれが初めて。
トランペットが入るだけでも
いつもの Dead の曲が違く聴こえるし、
全体的に新しい解釈で Dead の曲を演奏しているのが、
とても素晴らしいと思います。
普段から Dylan の曲は沢山カバーしていますが、
初めて聴いた Most Of Time は、
Daniel Lonis 的な深い音が再現されていて
一発でやられてしまいました。
皆さんもぜひ、1度ご覧になって下さい。
番外編
Phil が流している Terrpain Crossroad に
先日、Phish の Mike Gordon と
娘 (お父さんにそっくり) が登場し、
Dead の曲をカバーしました。
この番組も面白いので、チェケラッチョしてみて下さい。
番外編 2
Trey がまた新曲をアップしています。
“If I Could See the World”
Danny Clinch [Book]
Danny Clinch
Title: Still Moving
Source: Kindle (296ページ)
Fee: 2,365円
先日、紹介した Bruce の音源の
Photography は、Danny Clinch
という写真家でした。
以前から気に入っていた写真家で
本を購入しようとや持ったら
が売り切れていたので、
そのままになっていました。
また、気になったので調べたら、
デジタル書籍で、しかも書籍の(5,987円)
半額以下の値段で売られていたので即決しました。
紙で持っていたいという気持ちも当然あるのですが、
私の場合、個人的に使用する際に、
デジタルならスクリーンショット出来るので
今回、デジタル書籍で購入しました。
表紙は、Eddie Veder です。
これは、きっとハワイイで撮影された写真。
もう1枚、印象的な作品がありました。
Western Sky (Bruce) の一連の写真や、
Phish、Tom Waits、Bob Dylan、
Willie Nelson、Dave Matthews
なども彼の被写体となっています。
彼の作品の魅了は何かと聞かれると
私には上手く表現できません。
芸術ですから、
万人に受け入れられるわけではないと思います。
芸術は、観た時、聴いた時の
フィーリングなのだと思います。
自分の心を満たしてくれる作品であれば
好きになればいいし、作品を購入すればいい。
私は、こうして自分の心に潤いを与えてきたのです。
本作も購入してよかったと思ったので、
紹介されていただきました。
ちなみに、このネタをインスタに投稿したら、
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