Heat 2

Heat 2
Writer: Michael Mann
Source: ハーパーコリンズ・ジャパン
Price: 1,430円
★ 7.8

映画 "Heat" の続きを Michael Mann が
小説として書き下ろしました。
そして、本作もアダム・サンドラーで
映画を撮る話が進行しているようです。
小説の冒頭、映画 Heat の簡単な説明があり、
本作に入るので、映画を観ていなくても、
十分に楽しめる物語となっています。

ラストシーンは、あの場面を思い描かせてくれました。
ハードボイル小説に近く、
何本もの物語が当時に進行していくので、
最後まで飽きることなく読めます。

Michael Mann は 80歳 だけど、Heat 3 も書くのかな。
音楽関係のネタは、多過ぎて書ききれないぐらい、
80 年代のアーティスト、曲名が登場しました。

Heat

Heat
Director: Michael Mann

Writer: Michael Mann

Stars: Al Pacino, Robert De Niro, Val Kilmer
Runtime: 2h50min
★ 7.5

公開当時、劇場で観たけど、何も覚えていなかった。
Heat 2 という Michael Mann が書いた作品
を読む前に鑑賞し直しました。

当時、観た時はつまらない作品という印象だったけど、
それは、人間模様を描いている場面が多く、
アクションシーンが少なかったからだと思う。
老いてきて、やっと、このぐらいのアクションに
2 人の名優の演技が心地良く観られるようになるのだと思った。

Lukas Nelson & Promise of the Real / Sticks and Stones

Lukas Nelson & Promise of the Real
Title: Sticks and Stones
Runtime: 37min
★ 6.0

いつも聴きやすいアルバムに仕上がっていますが、
本作は、特に聴きやすかった。
父親のようなカントリーミュージュクではないけど、
必ず、どこかにそのフレーバーを入れつつも、
独自のサウンドに昇華している。



それでも、この作品がどれだけ売れるのだろうか。
今、Amazon では激安、CD 1,400円で購入できます。
また、YouTube で 1 曲 PV を観ることができます。

The Live #24

The Marshall Tucker Band “ Where We All Belong”

LPは、スタジオ録音とライブ録音の 2 枚組。
ライブは、4 曲ですが”24Hours At A Time”は名演です。

Quarterback

Quarterback
Source: Netflix (全8話)

NFLで活躍する Patrick Mahomes, Kirk Cousins,
Marcus Mariota 3人の Quarterback の
2022 〜 23 年シーズンに密着したドキュメンタリーです。

NFL Fan は、楽しく観られると思います。
私は、面白くて一気に観てしまいました。

Mariota は、6 話ぐらいから離脱してしまうけど
(最後は、来季 Eagles に加入した話で登場しますが)、
後の 2 人は、ステージを進められ、
Cousins は復活し、NFL 史上、最大の逆転劇を演じたり、
Mahomes は、2 度目のチャンピオンになるというシーズンだから、
この企画は大成功したと思います。

出来れば毎シーズン継続して欲しい企画です。
ポジションを変えても面白いと思うけど、
やはり花形 QB がいいのかな。

The Pope's Exorcist

The Pope's Exorcist
Director: Julius Avery

Writers: Michael Petroni, Evan Spiliotopoulos, R. Dean McCreary

Stars: Russell Crowe, Daniel Zovatto, Alex Essoe
Runtime: 1h43min
★ 7.3

予想以上に面白い。
カトリック教会の総本山ヴァチカンのローマ教皇に仕え、
生涯で数万回もの悪魔祓いを行った実在の Chief Exorcist、
ガブリエーレ・アモルト神父。
この神父は生前、色々と物議を醸し出す発言もたくさんしてきたが、
亡くなった時は、多くの国民が喪に服したそうだ。



本作は、彼が悪魔祓いの体験を記録した
回顧録「エクソシストは語る」とその続編を基にしている作品。
彼の役を同じたのが、喧嘩番長 Russell Crowe。
Russell Crowe は、ホラー映画は怖いので、
これまで出演を避けていたそうな。
かなりのハマり役で、良い演技をしていました。
また、Buddy 役の若い神父との関係も面白く描かれている。



98%は悪魔とは関係なく、2% は本当に悪魔に取り憑かれているそうな。
悪魔と神の戦い、悪魔は人間の性悪を見抜き、
本作では、登場人物の過去の罪に付け込んでくる。
今回は、悪魔の言葉の攻撃も中々の見ものでした。
そして、今回の悪魔の正体、
そこに隠されている真実も解き明かされていくので、
これまでの Exorcist 作品の中でも、
上位にランク出来るミノに仕上がっていると思います。

音楽関係は、弟もお姉さんも音楽を聴いているシーンがあるけど、
流れる音楽は、私のジャンル外で知らない曲でした。
本作が描かれた年代と少し時期がズレている思うけど、
登場する家族のお姉さんは、初代 Walkman を使用していました。
T-Shirt 関係は、特段記憶しておくものはありませんでした。

Paul Simon / Seven Psalms

Paul Simon
Title: Seven Psalms
Source: YouTube MP3
Runtime: 33min
★ 5.2

本作の評判が良く、
YouTube で本人が全曲を
Up していたので聴いてみました。

基本的に Paul らしい楽曲ではありますが、
アコースティックギターの音色が、
私には、ちょっと暗すぎる印象でした。
秋から冬にかけて聴けば
また印象が違うと思います。

The Lord / Love Is Like a Braid / My Professional Opinion
Your Forgiveness / Trail of Volcanoes / The Sacred Harp / Wait

Flag Day

Flag Day
Director: Sean Penn

Writers: Jez Butterworth, John-Henry Butterworth, Jennifer Vogel

Stars: Mitchell McCormick, Tom Anniko, Dylan Penn
Source: Wowow
Runtime: 1h49min
★ 7.0

Soundtrack が Eddie Vedder, Glen Hansard, Cat Power　
というのを知った時から観てみたい作品でした。
劇場の時間帯が合わず結局は、我が家で鑑賞しました。



Sean Penn が自身の監督作に出演し、
実娘 Dylan Penn と父むすめ役を演じた
実話を基にしたもので、ジャーナリストの
Jennifer Vogel が発表した回顧録が原作です。



作品での共演以外にも、
サントラでも Eddie が実娘 Olivia Vedder の曲が収録されています。
また、劇中の音楽は、このサントラとは別に、
Bob Seger の Night Moves が印象的に使われていて私的には満足。




ELO は単語だけ登場(この作品を観る前に CSI Veags 2 の
5 話の冒頭で ELO の Break Down がかかりシンクロしました) 。
音楽中心の話になってしまいましたが、
相変わらず Sean Penn の演技が素晴らしい。

映像の色合いと描写手法も古き良きアメリカを
随所に感じられて私は好きな作品でした。
娘が紙幣を見て「綺麗」と言いますが、
この言葉が本作の全て、
父と娘の関係を言い表していると思います。

気になる 1 曲 #41

Bob Marley One Love

来年公開の伝記映画。
これまでに本を読んだり、
ドキュメンタリーを観たりして、
彼の大体のことは知っているけど、
本作の公開が楽しみだ。

Lucinda Williams / Stories From A Rock N Roll Heart

Lucinda Williams
Title: Stories From A Rock N Roll Heart
Produced: Tom Overby
Recorded: Room & Board Studio, Nashville, TN
Photography: Danny Clinch
Runtime: 49min
★ 7.3

最近は、ずっと Cover Songs を発表し、
このブログでも紹介してきましたが、
本作は、久しぶりのオリジナル作品。
しかも、2 曲目、4 曲目で、
Bruce Springsteen, Patti Scialfa が BV で参加。



BVというよりも Bruce は、Duo 的な歌い方だし、
2 曲目は、Bruce が取り上げてもいいよな曲調です。
その他、Margo Price, Jeremy Ivey, Angel Olsen,
Tommy Stinson が参加しており、とても聴きやすい、
一昔前の American Rock という趣で、
とてもに良いアルバムだと思います。