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Only God Forgives [Movie]

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監督ニコラス・W・レフン、主演はライアン・ゴズリング。
前作の「ドライヴ」は DVD で鑑賞し、
そこそこに楽しめたのですが、
この監督の「ブロンソン」という作品は、
私の好みではなかった。

本作は、夢と現実が交錯し、赤と青を基調とした映像に、
壁から差し込む光などを加え暴力と静寂を、
台詞以上にバックに流れる安っぽいスコアーで表現していました。

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この辺の時間軸の感覚と
奇怪な編集の狭間に馴染めるかどうかが、
この監督の作品を好きになるかどうかの肝ではないでしょうか。

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↑ 終始、この顔つきで、1度もにこりともしない。

ライアン以上に主役といっていいほどの
存在感を示していた警察官も寡黙で、
何を考えているのか全く見当もつかない不気味な存在。
自分の子どもに話しかける台詞にも不気味さを感じる。

あるシーンの後には必ず、
この警官が歌うカラオケシーンが登場するが、
タイ語なので歌詞の対訳を付けて欲しいところである。

本人達も、評価が分かれるタイプの作品だと言っていましたが、
作品を観終わっても、到底すっきりした気分にはなれないし、
私は生理的にダメな作品でしたが、
反面、この手の作品が大好きな方も大勢いるのですから
人間は不思議な生き物です。
そういう意味では本作品のタイトル、
神だけが人間を許せる存在なのでしょうか。

5点
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