Alex / Pierre Lemaitre

フランス作家の作品でした。
ミステリー大賞を総なめしている
ということで、読んではみたけれど、
面白いかといえば、"普通"と答えしまうだろう。

いくら、本屋の店員さんが勧めてくれても
「ひとはひと」という結論です。
私の趣味ではありませんでした。

結末へ向けて、主題が二転三転するので、
そういったところが面白いのだろうけど、
前半に、かなりの時間を費やして、
後半への布石を打っているにせよ、
後半の証拠集めにも、もう少し
時間を割り当てるべきじゃないかなと思うのです。

私は、最後を一気に読者に読ませてしまうための
テンポの良さと解釈することにしておきます。

さてさて、映画化されるらしいけど、
この内容を、再現するなら R18 かな。

6点