Melissa Etheridge / 4Th Street Feeling

とある理由があり、最近、
Melissa Etheridge を聴いています。

そして、2 年ぶりに彼女の新作
4Th Street Feeling が到着しました。
前作の Fearless Love はヒットチャートで
6 位を記録するほどヒットしました。

私が彼女を知ったのは、
MTV Unplugged で Bruce と一緒に
Thunder Road を演奏した時です。
その後、09.11 のトレビュート盤 Concert For NY では、
再び Bruce の Bron To Run を演奏しています。
( ベスト盤には Tom Petty の Refuse も演奏しています )

Melissa は、Time 紙が選ぶ
世界でもっとも影響力のある 100人 の１人に選ばれ、
音楽界だけでなく社会的にも影響力を持つ女性として活躍しています。
( 有名なレズビアンであり、
最初の結婚で生まれた子の精子提供者は、
デビット・クロスビーだそうです。
この間紹介した映画 The Kids Are All Right の世界です )

また、彼女は「乳がん」を克服して元気に
いまでも素晴らしい音楽を届けてくれる 51 歳です。



前置きが長くなりましたが、
本作も実にパワフルなサウンドに、
彼女の独特な存在感のあるヴォーカルが
真っ正面からぶつかり合い、そのパワーのベクトルが
私達、聴衆者に容赦なく突き進んで来るという趣きを感じる
分厚サウンドが実にかっちょいいアルバムです。

これは、がんを克服し強く生き続けていくために
必要なパワーなのだと思います。

そして、私はこのパワーを浴びて、
健康で生きていることの喜びをひしひしと感じるわけです。

7点