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ザ・ヒッピー / バートン・H・ウルフ [Book]

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タイトルを見た瞬間、本書を購入していました。
タイトルからすれば、必ず少しは Grateful Dead
の話が書かれているはずだからです。
そして、恐らくサンフランシスコを
中心とした話なのだろうと察したからです。

案の定、ヘイトアッシュベリーを中心にしたノンフィクションで、
Grateful Dead のことも何カ所か書かれていました。

これまでも、私はクール・クール LSD 交換テストや
ヘルス・エンジェルズといった本、
映画、カッコーの巣の上などを通して
60 年代のアメリカ社会を感じてきました。

本作は作者自身がヘイトに住みつき、
当時のヒッピー文化を自分の肌で感じ、
観たことを難解な表現ではなく実直に書いているので、
当時の風景が単純明快に自分の頭にも表現されました。
( クール・クール LSD 交換テストを読んでいる時は、
読み終わるまで、なぜか夜に魘されることが多かったです )

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ですから、64 年頃のアメリカ文化のひとつであるヒッピー
という言葉の意味を魘されず知りたい方には本書はお勧めです。

私にとっては目新しい発見はありませんでしたが、
この本も我が家の Dead 博物館の蔵書となりました。

40 年前に書かれた本書がなぜ、
この時代に翻訳され発売されたのか、
それは翻訳者、飯田隆昭氏のあとがきにまかせるとします。

★★
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